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出口のない部屋 [ミステリ]

四の五の言わず(笑)まずはAmazonさんの紹介ページから。

赤いドアの小さな部屋に誘われるように入り込んだ3人の男女。
自信あふれる免疫学専門の大学講師・夏木祐子、善良そうな開業医の妻・船出鏡子、
そして若く傲慢な売れっ子作家・佐島響。見ず知らずの彼らは、
なぜ一緒にこの部屋に閉じ込められたのか?
それぞれが語りだした身の上話にちりばめられた謎。
そして全ての物語が終わったとき浮かび上がる驚くべき真実―。

ややネタバレあり。




作中作という形式を取っています。
主人公は上記にあるように三人の男女。
この三人の語る話が実におもしろい。
事実を述べているようで、実のところ微妙な嘘が交じっています。
そして、この三人が語る話には、ある共通人物が実は登場しています。

作品としては前作「密室の鎮魂歌」にやや通じるところがあるなあと
個人的には感じましたが、どうでしょう。





出口のない部屋 (角川文庫)

出口のない部屋 (角川文庫)




藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 18&SF・異色短編 3 [コミック]

2冊同時に紹介。
ドラえもんは本巻から幼児向け(『よいこ』『てれびくん』etc)に
連載されたものが収録。
とはいえ、その内容はとても幼児向けとは思えず(笑

特に「てれびくん」連載の各作品は
今も語り継がれる作品が多数。
「無人島へ家出」はのび太が大人になってしまい、
タイムマシン→タイムふろしきで問題なかった
かのように、描かれますが、
そこに居るのび太は10年後ののび太です(笑

もしもボックス初登場の回になるんですかね。
昼夜逆転のお話。
あやとり世界や寝れば寝るほど立派な世界は
のび太が最強だろうなあ。

「分解ドライバー」「ターザンパンツで大活躍!?」
はどちらも問題作とだろう(笑
前者は初めて読みましたが、
バラバラ過ぎて恐ろしいし、大金も絡むという、幼児向けとは思えん。
後者はスネ夫の「おれいちばんでなくてよかった」という鬼畜発言がすごい。
まあ描写にもかなりの問題がありますが・・・

「SF・異色短編」はメフィスト惨歌は前に読みましたが、
これは主人公が頭が良いのか、メフィストがマヌケ過ぎなのか・・・

「裏町裏通り名画館」はよくわからん。
パロディ映画(しかも視点が逆)がメインなんですかねえ。

タイムマシンのはなかなかおもしろかった。
ラストが絶妙な描写で、はっきり描かないところが良いです。

来月も楽しみです。





藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 3 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)

藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 3 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)

  • 作者: 藤子・F・ 不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/04/25
  • メディア: コミック



窓からの眺め [ミステリ]

赤川次郎さんの初期の傑作サスペンスが新装版で登場。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

何も見えない、誰からもどこからも見られないようになっている
―屋根裏部屋の不思議な窓に纏わる悲しい秘密とは?
サラリーマンの吉川、離婚した充子、医師の谷内、それぞれの前にふいに現れた女が、
三人の人生に関わり始め、彼らを“窓”のある豪邸の夜会に誘った晩、衝撃の真実が明らかになる。
初期の傑作サスペンス。

タイトルがあまりに意味深で、
物語を読み進めても、
三人と謎の女性にどんな関係があるのか全くわかりません。

そして更に謎を引き立てるのは、
最初の「1」の描写。
不動産屋と客の会話ですが、いきなり屋敷で起こった
事を話し出し、物語はスタートします。

謎の女性やその母親は「窓」からどんなものを
眺めていたのか・・・それを考えると哀しくなりますね。

ありふれた何気ない日常が徐々に壊れていく過程、
これを非常に上手く描けるのは赤川さんならではでしょう。

古くてなかなか手に入らない著作は、
新装版を登場させるってのは、アリだと思います。


窓からの眺め (文春文庫)

窓からの眺め (文春文庫)




窓からの眺め (文春文庫)

窓からの眺め (文春文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1988/12
  • メディア: 文庫



ジョジョリオン 2 & ジョジョの奇妙な名言集 [コミック]

なぜか発売日がずれていて不思議に思いました。

名言集の方は、コラムと荒木先生の「あとがき」的な
ものがおもしろいので、そちらがメインです。
ジョジョファンなら、名言集など必要ないだろうなあ(笑

さて待望の第2巻ですが、謎は深まるばかり。
そして東方家、Koeeee!
いや、こんなとこ居られないよ・・・
ほぼDNAが吉良吉影と同一人物の謎の青年は
後見人・東方憲助に引き取られ、「東方定助」という名前をもらう。
しかしこの家、おかしな事ばかり・・・

長男がなんらかの鍵を握ってそうですね。
まずは目の前にいる記憶を奪うスタンドをどうにかしないとですが。






ジョジョリオン 2 (ジャンプコミックス)

ジョジョリオン 2 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/04/19
  • メディア: コミック



ジョジョの奇妙な名言集 part1〜3 <ヴィジュアル版> (ジョジョの奇妙な名言集)

ジョジョの奇妙な名言集 part1〜3 <ヴィジュアル版> (ジョジョの奇妙な名言集)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/04/17
  • メディア: 新書



花と流れ星 [ミステリ]

ホラー作家の道尾秀介と霊現象探求所を構える真備庄介の
ホラーミステリシリーズ最新刊。
シリーズ初の短編集となります。

前2作がホラーとミステリを融合させた作品で
あったのに対し、
本作は、ホラー色は薄れ、よりミステリ色が濃い
ものとなっています。
いや、さらに言えばほのぼのでもないけれど、
和み系もややありかな。

オススメは「モルグ街の奇術」と「箱の中の隼」の2編。
前者は、突然現れたある高名な奇術師の孫に挑戦を
叩き付けられる真備&道尾。
謎そのものよりも、最後に100円玉を消したのが「奇術」なのかどうか、
実は「霊現象」だったのか・・・!?とゾクッとする謎を残して終了。
しかし真備の活躍は結構知られてるんですねえ。

後者は始まりがもはやワクワク感満載のストーリー
新興宗教の団体に急遽行くこととなった道尾(表向は真備)
その中で起こる事件。
道尾の目の前で起こった事を論理的に明らかにする
真備の推理が見事。
そして道尾と真備のテンションの違いがおもしろいです。

さてこの真備シリーズは今のところ新作は書かれて
いないのですかね。
次作はまた長編希望です。


花と流れ星 (幻冬舎文庫)

花と流れ星 (幻冬舎文庫)




新仮面ライダーSPIRITS 6 [コミック]

変身不能となった沖一也。
そこに襲いかかる地獄谷五人衆。
沖は、赤林少林拳の奥義「梅花」と「桜花」の合体技で義経とともに戦う。
二人の奥義でヘビンダーを倒したものの、再び敵が・・・

スーパー1の物語が続きますが、とにかく壮絶すぎます・・・
次々と仲間を失い、それでも変身しようとする沖。
そしてなぜか変身を解いて戦う村雨、その意図は?

バダンシンドロームの謎やそれに抗う事のできるZXなど、
少しずつですが、全体の物語も進んできていますね。

しかし、ライダーたち、本当にボロボロだ・・・






新 仮面ライダーSPIRITS(6)特装版 (プレミアムKC)

新 仮面ライダーSPIRITS(6)特装版 (プレミアムKC)

  • 作者: 村枝 賢一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/04/17
  • メディア: コミック



浅見光彦シリーズ44 砂冥宮 [テレビ]

今年は浅見光彦生誕30周年だそうです。
そして中村俊介さんが浅見光彦を演じ始めてから、本作が30作目。
そんな中村さんも37歳。
永遠の「33歳」浅見光彦を追い越してしまいました。

轟部長刑事を演じたダンカンさんがよかった。
欲を言えば、本書の名言「浅見さんには私心がないんです」を
聞きたかったですね。

かなり横道にそれますが、
かつて金田一耕助が次々と映像化され、
多くの俳優さんが演じられたように、
浅見光彦もそうなっていくのかなあ。





砂冥宮 (実業之日本社文庫)

砂冥宮 (実業之日本社文庫)




紳士ならざる者の心理学-天才・龍之介がゆく!- [ミステリ]

龍之介の「学習プレイランド」構想がかなり具体化する本巻。
メンバーも集まり、正式名称も決まり・・・
そんな中、遭遇する奇怪な事件、殺人事件・・・

オススメは「召されてからのメッセージ」と「見られていた密室」
前者は龍之介の謎解きが鮮やか&ラストが秀逸。
後者は犯人に監視されている状況で、
いかにダイイングメッセージを遺すのか、被害者の頭脳と
龍之介の消去法による推理が見事。
チェスに例えられてますが、
龍之介の推理もまさにそんな感じです。

今回は光章さんや一美さんの影がやや薄かったなあ。
しかしプレイランドが開幕すれば終わりなのですかねえ。


紳士ならざるものの心理学 (祥伝社文庫)

紳士ならざるものの心理学 (祥伝社文庫)




MASTERキートン完全復刻版 9 [コミック]

遅くなってしまった。
キートン復活作品も気になりますが、
まずは復刻版から。

本書でベストは「ライオンの騎士」
これ、続編あるんでしょうかね?
非常に気になります。

後は「臆病者の島」
只者じゃないと思ったら・・・という話です。

キートンの元の奥様は登場しないのだろうか。





藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ 4 [コミック]

ウメ星デンカも本巻で最終刊。
本巻は低学年・幼児向けに発表された作品が収録。

本巻特徴は後のドラえもんに見られる「ひみつ道具
のようなものが多く登場することですね。
ビッグライト的なものや、「バイバイミラー」、デンカ保有の
壺で春夏秋冬が一挙にやってきたり・・・

前も書いたかもしれませんが、
あの道具はいったいどこから持ってくるのだろうか?
つーかあれだけ便利な道具があれば王国も再建できそうだけどなあ。







ブラディ・ローズ [ミステリ]

美しい薔薇園を持つ屋敷の主人のもとに嫁いだ花梨。
彼の二番目の妻は謎の墜落死を遂げたばかりだったが、
主の妹・晶はじめ屋敷の一同は新しい花嫁を歓迎する。
やがて、花梨のもとに悪意をむきだしにした脅迫状が届くようになり―。
差出人はいったい何者なのか?傑作サスペンス長篇。

奇妙な館に、奇妙な住人、そして届く脅迫状。
日常生活とは完全に隔離された「薔薇屋敷」
もうどこをとっても怪しすぎるのですが(笑

脅迫状の送り主、そして付きまとう「雪子」の影・・・
花梨は見事謎を解き明かしますが、
この屋敷に住んでいる人々は、あまりに俗世間から
離れすぎているよな・・・
使用人までもが毒されているというのが恐ろしいです。

最近今邑さん読んでます。たぶん今後も読み続けてますね。


ブラディ・ローズ (中公文庫)

ブラディ・ローズ (中公文庫)




おとぼけ課長 24 [コミック]

課長も長いよなあ。
そしてよく蜂に刺される(笑

今回は特別編として、実際に30年経過していたら
どうなるかという4コマが掲載されています。

毎回家族が集まるのが初代シロの命日というのが
なかなか良いじゃないですか。

課長で定年退職のコマが描かれますが、
実際の所、昇進したらタイトルが変わりますからね(笑





輪廻転生殺人事件 [ミステリ]

赤川さんのシリーズでも一番好きです。
待望の文庫最新刊。

「気にくわないヤツは犯人、気に入ったヤツも犯人」
この帯は秀逸(笑

とにかく警察権力を横暴に振り回す、
それも本当に嫌なヤツに振り回すもんだから、痛快なんです。
まあ、井上刑事はそうは思ってないでしょうが(笑

どの話もおもしろいのですが、
珍しく人間ドックに入って健康を気にする
大貫警部が見られる「全力疾走殺人事件」を敢えて推します。
最後に
安心しろ、ドックの料金はタダにした。」と言い放つ警部はさすが。
まあ検査してないとはいえ、タダはないだろう(笑

「一家団欒殺人事件」はかなり謎だらけのお話。
直感だけで行動する警部によって物語は進行します・・・

三姉妹とのコラボ「三人姉妹殺人事件」、果たして
三姉妹は警部にどんな反応を示すのでしょうか?
今から楽しみです。



輪廻転生殺人事件 (講談社文庫)

輪廻転生殺人事件 (講談社文庫)




三人姉妹殺人事件 (特別書き下ろし)

三人姉妹殺人事件 (特別書き下ろし)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/07
  • メディア: 単行本



藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん 5 [コミック]

「雲の王国」「ブリキの迷宮」「夢幻三剣士」の3編が収録。

私見ですが、やはり「夢幻三剣士」が一番の作品かなと。
おもしろさとかではなく、タイムパラドックスに近い、
夢と現実を入れ替えるという事をこれ作品の中でやってるんですよね。
で、しかも夢、つまり現実で一度のび太もしずかも死んでしまうのです!

というか、入れ替わったという事に、ドラえもんすら最後まで
わかっていたのかどうか、デパートが取りに来なかったら
どうなっていたのか、非常に謎が残ります。
物語自体は勧善懲悪で楽しめるんですけどね。

さて大長編は次巻でいよいよラスト。





六つの手掛り [ミステリ]

完璧なまでのロジック。
シャーロックホームズの名言
「ぼくは以前からひとつの信条を持っています。
完全にありえないことを取り除けば、残ったものは、
いかにありそうにないことでも、事実に間違いないということです。」
これを思い出しました。

個人的に近いなと思ったのは火村英生の詰め将棋のような推理。
特に顕著なのは「スイス時計の謎」ですね。
本書の探偵役・林茶父はまさに論理・そして上記ホームズの
言を地で行く探偵にほかなりません。

どの事件も、本当にいわば誰が犯人なのか?
に重点が最大限置かれ、他の動機etcはほとんど語られず
物語は幕を閉じます。それがまた印象に残ります。

やや例外を言えば、林茶父の過去が語られる「五つのプレゼント
どこか茶父が寂しそうに感じます。

しかし「女か虎か」が出てきたり、いやあ、楽しめました。
一巻の終わりは、完全にダジャレ。
いや上手くは出来てますけど。



六つの手掛り (双葉文庫)

六つの手掛り (双葉文庫)




海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE [映画]

劇場に観に行きたかったのですが、
さすがに厳しかった(笑

宇宙刑事シリーズは全部観てました。
たぶん一番記憶があるのはシャリバンですが、
ギャバンもカセットを持ってたり、歌ってた記憶もあります。

宇宙刑事30周年という節目に制作された本作は、
ゴーカイジャーファン(戦隊ファン)や
まさに僕と同じリアルタイムで宇宙刑事を見ていた人たち
にとってはまさかのコラボであり、そして、その内容は、
どちらのファンも納得の出来映えであったと思います。

ギャバンは本当にすごかった。
見せ場を何度も作っていたし、
レーザーZビーム、スパイラルキック、ディメンションボンバーなど
往年のファンにはたまらない技も余すところ無く(シルバービームもほしかったが・笑)

特にラストの「チェイス!ギャバン」は感涙ものでしょう。
そして主題歌をバックに戦うゴーカイジャーとギャバン。

最後は大葉健二さんが演じられた三大ヒーローが夢の変身共演!
シャイダー最終回へのオマージュでもあり、これまた感涙。

30年経っても、ギャバンはギャバンだった。
今度はシャリバンも出てほしい。

気になっている方や当時見ていた方は、絶対にDVDで観た方が
良いです。








海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE【DVD】

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE【DVD】

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD



海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE【Blu-ray】

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: Blu-ray



三毛猫ホームズの十字路 [ミステリ]

文庫版の三毛猫ホームズ最新作。
まずは光文社さんからの紹介ページから。

友人・絵美の別れ話に立ち会った晴美。男は意趣返しに絵美のアパートに爆弾を仕掛けた。
巻き添えをくった晴美は目が見えなくなってしまう。片山は犯人の母親を尾行し、団地に行き着く。
そこでは、幼女を襲う犯罪が多発していた。団地をパトロール中の元刑事が、誤って無実の男を殺してしまう。
さらに爆破犯の姉が死体で発見され……。様々に交錯する事件の結末は!?
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334763916

ふとした事や出会い、きっかけでその人や周囲の人々がこれまで
歩いてきた人生とは別のベクトルへ向けて歩き出す、
そして、そんな人々が交錯し・行き交う、まさに十字路
見事に描かれています。

今回晴美が一時的にではありますが、眼が見えなくなってしまうという
ハンデを背負ってしまいます。
そして実はホームズも晴美に付きっきりで事件にはそれほど関与できず。

ホームズの物語であるけれども、
実際は、この十字路に足を踏み入れた人たちにより
物語は進行し、そして結末を迎えます。

片山兄妹の優しさは相変わらず。
久保崎の母親、刈屋しのぶ、下河らはそれぞれの出会いや出来事に
よって自身の歩みが変わりますが、
下河以外は哀しい結末を迎えてしまいます。
「どこかでみんな、道に迷うんだわ」という晴美の言葉が印象的。

ところで下河のお話はちょっと消化不良でしたねえ。
病院での偶然の出会い、その後どうなったのか、推して知るべしなのかなあ。


三毛猫ホームズの十字路 (光文社文庫)

三毛猫ホームズの十字路 (光文社文庫)




幽霊屋敷の電話番 [ミステリ]

最近寝る前に本を読んでるんですが、
家にあるのはもう3度、4度読んでいるので、
久しぶりに赤川さんのノン・シリーズを買うかと
思い購入したのがこの本。

オススメは「孤独な電話」
これはまさかの展開であっ!と驚きました(笑

「懐かしい声」なんて、今でも普通にありそうなお話です。
女性特有でもないでしょうが、こういう復讐は本当に恐ろしい・・・

電話を題材にこれだけ多様な物語を創るのはさすが赤川次郎さん。
そして平成4年に刊行された本書ですが、そんな古さを感じさせないのも
すごいの一言に尽きます。


幽霊屋敷の電話番 (新潮文庫)

幽霊屋敷の電話番 (新潮文庫)




彼女らは雪の迷宮に [ミステリ]

芦辺拓さんの初ですね~
タイトルに惹かれ購入しました。

いわゆる「クローズドサークルミステリー
裏表紙には書かれていますが、
実際の所、携帯電話にて森江春策と連絡が取れていて、
なおかつ、彼らが救出に迎えるという
実際の所は「クローズド」ではないんですよね(笑

しかしこの雪華荘ホテルに集められた宿泊客は
自分たちが閉じ込められ逃げられない状況に陥ります。
これは物理的にも、そして心理的にもです。
うまくこの<雪の山荘>を使ったなあという感じです。

犯人の独白があっても良かったような気がします。


彼女らは雪の迷宮に (祥伝社文庫)

彼女らは雪の迷宮に (祥伝社文庫)




MASTERキートン完全復刻版 8 [コミック]

この8巻にて、キートンが復活することが発表されました。
読み切りなのか、連載なのか(長期or短期集中?)
いずれにせよ楽しみです。

いつも思いますが、どれもオススメなんです。
「特別なメニュー」はほとんどキートンは登場しないお話ですが、
結構好きです。

「赤い風」。
ある3人の男の約束、そしてロシアの内紛、
赤い風と恐れられたKGB工作員。
キートンがああも簡単にやられるのは初めて見た気がします・・・

全何巻で完結なのかなあ。





ねずみ石 [ミステリ]

書店・書籍関連ミステリの大崎さんによる
光文社文庫第二弾。
前作の「片耳うさぎ」に続く、子どもが主役のミステリー。

まずはAmazonさんの紹介ページから。

真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。
神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれる―。
中学一年生のサトは四年前の祭りの日、一時行方不明になった。
その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。
親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。

事件を解く鍵となる、ある文字があるんですが、
これが見事。
しっかりお祭りとも関係していて、ああなるほどと。
主人公の記憶が鍵を握っているんですが、
その記憶が蘇っていくとともに、「ねずみ石」との関係もまた見えてくる。

主人公が出身の神支村は結構閉鎖的なイメージ
これを読んでいると持つんですよね。
そこにきて土俗的な神事とでもいうか、それを持ってきただけでも
ある種の怖さがあって、読んでいてその怖さがより物語を引き立ててました。
実際はこれってミスディレクションなのか?と深読みしまくりですかね。


ねずみ石 (光文社文庫)

ねずみ石 (光文社文庫)




小池さん!大集合 [コミック]

めでたく復刊を果たした、ラーメン大好き小池さん。

初出はやはり「オバQ」なんですね。
それにしてもこれほど主人公のお話があったとは・・・驚いた。
係長補佐とか添乗さんとか、イメージだいぶ違うけど(笑

ところで本作品の中で一番の異色は「赤紙きたる」でしょう。
結局この話の小池さんはなぜ、そしてどこに連れて行かれたのか、
この赤紙は何なのか?全て謎のままです。
戦争時の赤紙の怖さを描いたんでしょうか。

名作、たくさんあると思います。
復刊ドットコムさんには頑張ってもらいたいです。


小池さん!大集合

小池さん!大集合




中途半端な密室 [ミステリ]

光文社文庫からの新刊という事で、
烏賊川市最新作か?と思いましたが、
初期の、そしてデビュー作含む短編集。
十分に楽しめました。

表題作と南の島の殺人の2編が中でもオススメ

片桐&十川のコンビは「中途半端な密室」のみ
登場なのかな?
その後は山根&七尾コンビになりますが、
個人的にはこの二人が好きです。

ところでタイトルが秀逸ですよねえ。
完全な密室じゃないという。

南の島の殺人は本作愁眉かなと思います。
友人から来た手紙から、事件の謎を解き明かす山根。
しかし、その手紙自体にもフェイクがあり、
そのフェイク&事件の謎両方を解かなければならないという、
ある意味で「二重のトリック」がかかってます。
実に見事な作品です。

謎解きは~で大ブレイクした東川さんですが、
烏賊川市シリーズやこの短編集もぜひ読んでもらいたいですね。


中途半端な密室 (光文社文庫)

中途半端な密室 (光文社文庫)




藤子・F・不二雄大全集 中年スーパーマン左江内氏&ウメ星デンカ 3 [コミック]

2冊一挙に。

左江内氏はスーパーヒーローの私生活って
案外こんな感じなのかもしれないという風に感じます。
最終回で登場する別のスーパーマン(パーマン4号=パーやん)
が語る言葉が非常に重い、そして非常に現実的な
受け止め方だなあと。

ぼったくりバーのバーテンはなんで
記憶がなくならなかったのかなと(笑

「未来の想い出」は本当に良くできてる。
どこまでが現実で、どこまでが夢(あるいは別次元?)なのか。
実際に20年間をループしていたのかどうか、
それはわからずにハッピーエンドを迎えます。

デンカは相変わらずデンカです(笑
ゴンスケがあんな性格なのは太郎の組み立てミスだったのか・・・
まさに犯人。
後に電子頭脳の欠陥が発覚するんで、太郎一人の責任では
ないようです、失礼しました。

一番笑うのは「月面着陸」。
人類にとって夢も希望もないという(笑





藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ 3 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)

藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ 3 (藤子・F・不二雄大全集 第3期)

  • 作者: 藤子・F・ 不二雄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/02/24
  • メディア: コミック



つるピカハゲ丸 1 [コミック]

復刻じゃなく、普通に新刊で発売です。
いや驚いた。
いま復活して、連載してるんですねえ。

表紙絵はまさに昔のまま。
ただ中身はちょっと絵柄が変わってますね。

後は内容かなあ。
昔は4コマ主体で時折長編でしたけど、
いまは長編が主体みたいですね。

ハゲ丸の真骨頂は4コマにあると思うのだが・・・
4コマ好きの僕だけかもしれませんが(笑

案外今の時代には読んでおくべきものなのかも(笑





壺中の天国 [ミステリ]

倉知淳さんといえば、猫丸先輩ですが、
本書も代表作の1つ。
第一回本格ミステリ大賞受賞作。

電波、いやいや怪文書をしっかり読めた方は
いるんだろうか?
僕などは初めから根を上げて飛ばしました(汗

絶妙だと思ったのは解説でも書かれていますが、
視点が4つあること。
主人公知子、被害者、フィギアをつくる男、犯人からの手紙
の4つです。
これが実に見事でした。
そして周到に描かれたミッシング・リンクの鍵。
解説の戸川氏は物語りを素直に読めば初めから書いてあるじゃないかと
作者の哄笑が聞こえてくるようだ、と書いてますが、
僕には、
なんだい、初めから書いてあるじゃないか、どこを読んでいるのかねえと
猫丸先輩の声が聞こえてきそうです(笑


壺中の天国 上 (創元推理文庫)

壺中の天国 上 (創元推理文庫)




壺中の天国 下 (創元推理文庫)

壺中の天国 下 (創元推理文庫)

  • 作者: 倉知 淳
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2011/12/21
  • メディア: 文庫



壷中の天国 (角川文庫)

壷中の天国 (角川文庫)

  • 作者: 倉知 淳
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 文庫



藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 17 [コミック]

学年誌連載最終作「ガラパ星からきた男」が収録された17巻。

この中編は実によく出来ていてます。
のび太がタイムマシンで危機を知らせに行くのですが、
そこの描写が絶妙。
1か月前、1か月後、そして現在、この三者が
行き交い、そしてその間に進化したアリたちが忍び寄ります。
最後の円盤が落ちていく所も、ものすご~い伏線で
解決していて(笑)これまた良かった。

「ウルトラスーパーデラックス錠」では
のび太の会心の一撃によりジャイアンを粉砕するという
まさに奇跡が見られます。
これは必読の箇所でしょう。

しかしドラえもん道具は危ないものが結構あるよなあ。
このガラパ星も、バイバインも、ドラや菌、人間製造器、
はては地球破壊爆弾に、のぞみ実現機・・・

次巻からは幼年向けのドラえもんが登場。
分解ドライバーはかなり楽しみ。





最後のディナー [ミステリ]

本作はすでに御手洗は日本に居らず、
石岡さんの日々の苦悩が描かれます。

そんな苦悩を和らげてくれるのが
「龍臥亭事件」で登場した犬坊里美の再登場。
本作は里美に良い意味で振り回される石岡さんが
見物です。

表題作も「大根奇聞」も御手洗は見事にその謎を解きますが、
両作とも、自然のなせる技あるいは奇跡みたいなある種の
トリック」(いやトリックとは呼べませんけど、あえて)が印象的。

しかし石岡くんの英会話はさすがにもう少し頑張ってほしい(笑



最後のディナー (文春文庫)

最後のディナー (文春文庫)




最後のディナー (角川文庫)

最後のディナー (角川文庫)

  • 作者: 島田 荘司
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 文庫



必殺仕事人2012 [テレビ]

なんだかんだ観てしまうという(笑

少なくとも、仕立て屋経由の頼みは
強引だったなあ。
なぜあの場に女がいたんだよ・・・

それから悪がどうも、いまいちわからん。
高橋英樹さんは良いと思いますが、
組織の設定がよくわからん(笑
それに悪逆非道なのかというと微妙な気がします。

主水のテーマと襟巻きは合わないと思う。
そして使ってはほしくないですね。
というか、中村主水を意識し過ぎている。
どうせなら新たな必殺をつくる意気込みを
見せてもらいたい。

最後も意味がわからん。
双子の兄の坊主は弟にどんな恨みがあったのか、
なぜ腕を失ったのかとか全然わからず。

BGMを聴けただけ良かった。





必殺仕事人2010&2012 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray



盗まれて [ミステリ]

中公文庫から復刊が続く今邑彩さんの短編集。

どの物語も登場人物が非常に少なく、
その中で物語がしっかりと構成されていて
非常に読みやすく、楽しめました。

過去のある過ちが
手紙や電話という媒体を通して、
再び蘇る、あるいは解決する、
主人公が思い出す・・・そんな物語が大半です。

ただ「ポチが鳴く」だけは閲覧注意文章ありで
どうしても全文は読めず。

「白いカーネーション」や「時効」は
理解しあうまでにあまりに年月が経ちすぎたよなあ・・・
ただそれでも残された時間を大事にすごしてもらいたいものです。


盗まれて (中公文庫)

盗まれて (中公文庫)




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