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北の街物語 [内田康夫]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

「妖精の行方を探してください」――それは奇妙な依頼から始まった。

ひょんなことから訪れることになった風呂屋で、初対面の老人から声をかけられた浅見光彦。
忽然と消えた〝妖精〟の行方を探してほしいというのだ。
唯一の目撃証言を糸口に行方を探しはじめる光彦だったが、
〝妖精〟の作者から突然、「もう探さなくていい」との連絡を受ける。
同じ頃、荒川河川敷で殺人事件が発生し、光彦はその犯人捜しも依頼される。
一見、何の繋がりもない2つの依頼に、「3731」という数字の共通点を見つける光彦だったが、
ミステリアスな人間模様が絡み合い、事態はさらに錯綜していく――。

久しぶりの浅見光彦シリーズ。
本作は、浅見の自宅がある「北区」が舞台。

ちょっと驚いたのは小松美保子の名が登場したことです。
「赤い雲伝説殺人事件」のヒロインですが、本作は超初期の浅見シリーズ。
他にも色々とヒロインや過去の事件が登場し、
「最後の事件」が近いんだなあと、なんとなく感じました。

自作解説にあるように、本作では「殺人事件」は起こりません。
(正確には一応殺害される人物は居ますが)

本作愁眉は「3431」という数字の意味。
トリックというより、単なる車のナンバーかと思いきや・・・

しかし、いつの間にか浅見光彦の年齢を追い越してしまっているなあ。


北の街物語 (中公文庫)

北の街物語 (中公文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2016/08/19
  • メディア: 文庫



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萩殺人事件 [内田康夫]

「汚れちまった道」とクロスする、もう1つの山口での殺人事件。
浅見と同じ「独身貴族連盟」を標榜する松田将明が主人公となります。

また各章に「女」が入っている所が特徴。
本事件(そして「汚れちまった道」含め)女性がキーパーソンとして
登場します。それは本作ヒロイン八木康子だけでなく、成松利香や西岡由姫、
意外な役割を果たしていた星野優子や、もうひとりのヒロイン・原麻野香etc・・・

それでは恒例のAmazonさんの紹介ページを

浅見光彦の親友・松田将明は、お見合いのために山口県へ。
萩に向かう列車から見かけた赤い傘の女性に心惹かれ、彼女が佇む場所を訪れる。
そこに落ちていた萩焼のネックレスを拾ったことから松田は事件に巻き込まれる。
この購入者の元市会議員が遺体で発見されたのだ!
赤い傘の女性は何者か?松田は取材に来ていた浅見とともに
萩、美祢、防府、長門を駆け巡り真相に迫る!

浅見の助言ありとはいえ、松田もなかなか行動的です。
浅見と比較してもフットワークも軽い。

お見合い相手の八木康子嬢との関係も、最初の出会いからして面白く、
描かれていませんが、結婚式では浅見が当然スピーチしたものと(笑

物語をクロスさせるという試みは結構面白かったと思います。
これは、ほぼ両冊が文庫では少しの差で刊行されているのも大きかったと思います。

すでに最後の事件が書かれた後ですが、またこうした試みを拝読したいですね。


萩殺人事件 (光文社文庫)

萩殺人事件 (光文社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/11/11
  • メディア: 文庫



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汚れちまった道 [内田康夫]

まずはAmazonさんの紹介ページから。
「ポロリ、ポロリと死んでゆく」奇妙な言葉を遺し、地方紙記者奥田伸二が山陰の小京都・萩で失踪した。
行方捜しを頼まれた浅見光彦は、奥田の周辺で起こっていた数々の変事に注目。
防府市役所職員カップルの不審死。中原中也の詩が綴られただけの遺書
。萩で発生した会社社長殺人遺棄…。失踪とどのような関係が?
萩、防府、長門、山口の闇を繋ぐ“道”を名探偵が奔る!


浅見光彦シリーズは久しぶりです。
本作は光文社より刊行された「萩殺人事件」とクロスする作品で、
出版社の枠を超えたまさかのある意味トリックです。

中原中也の詩を非常にうまく物語に取り込んでいて、このあたりは
さすが内田先生。
知り合ったばかりの成松利香が殺されたり、
ある親しい人物が実は・・・と随所に仕込みがあります。

本作の主役は浅見と「独身貴族同盟」を結んでいる松田将明では
ないかと感じました。
「萩殺人事件」では主人公格のようですが、
こちらの作品でも十分良い味出してます。

上下巻ですが、一気に読んでしまいました。
まあそれくらいおもしろいと言う事で。

萩殺人事件も早く文庫化を!


汚れちまった道(上) (祥伝社文庫)

汚れちまった道(上) (祥伝社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/10/09
  • メディア: 文庫



汚れちまった道(下) (祥伝社文庫)

汚れちまった道(下) (祥伝社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/10/09
  • メディア: 文庫



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黄泉から来た女 [内田康夫]

浅見光彦シリーズ第111弾
まずはAmazonさんの紹介ページから。

山形県鶴岡市で発見された身元不明の白骨死体。
即身仏が眠る出羽三山と名勝・ 天橋立で起きた殺人事件をぐ因縁の糸。
母と娘、現在と過去、優しい嘘と許されざる真実――。
封印されていた秘密が「アマテラスの子」神代静香と浅見光彦を「黄泉の国」へと誘う。
そして「もうひとりの光彦」によって、浅見家の名前の由来も明らかになる。

本作の「二人の光彦」で語られる浅見家の名前の由来は
実におもしろく読めました。
またヒロインにまつわる謎も興味を惹かれました。

ただ本作のラストはややいただけないかなあ。
例のパターンなんですが、本作でこの終わり方は合わなかったと思います。
犯人を指摘する、と言ってしまった光彦の言や、
その後神代静香や彼女の母の実家・天照坊はその後どうなったのか、
神澤の過去の犯罪などなど・・・気になる事ばかりです。
もうすこしその後の話がほしかった。

静香が単身鶴岡に乗り込むシーンと光彦登場は読み応えあり(笑


黄泉から来た女 (新潮文庫)

黄泉から来た女 (新潮文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/01/29
  • メディア: 文庫



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風のなかの櫻香 [内田康夫]

久しぶりの浅見光彦シリーズ。
今回は母親の依頼により、尼寺で起きた怪奇
な謎に挑む事に。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

奈良の由緒ある尼寺・尊宮寺の養女として迎えられた櫻香は、尼僧・妙蓮たちに大切に育てられた。
尼になることに疑問を抱くことなく育った櫻香だったが、中学生になると不審な事件が相次ぐ。
「櫻香を出家させるな」と書かれた差出人不明の手紙、突然声をかけてきた見知らぬ女性―。
不安を覚えた妙蓮は、浅見光彦に相談を持ちかける。謎に包まれた櫻香出生の秘密を浅見光彦が解く!

舞台設定はとてもおもしろく読めました。
ただ、誘拐そのものが果たして必要だったのかなあ・・・
そこだけが腑に落ちず。
最後も結局殺人事件はどうするのか、わからないまま。

光彦のひらめきは何度となく登場しますが、真犯人へのひらめきは
素晴らしいの一言。

謎めいた女性や男、そして「出家させるな」という手紙、
このあたりはとてもおもしろかったので、最後が少し残念ですね。


風のなかの櫻香 (徳間文庫)

風のなかの櫻香 (徳間文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2014/01/08
  • メディア: 文庫



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教室の亡霊 [内田康夫]

浅見光彦が教育現場へ。
これまでの作品にない新たな試みですが、
事件の謎そのものはある種教育現場では「王道」なのかもしれません。

この物語に書かれている話は大分での事件がヒントに
なっていると著者自身が述べています。

今回は光彦が全く未知の世界へ入っていくという事で、
事件そのものより、光彦自身の教育界への見方とか
思いとか、そんなのが描かれていたのがおもしろかったですね。

しかし久々に浅見家で「浅見祐子」の名前が出たなあ・・・


教室の亡霊 (中公文庫)

教室の亡霊 (中公文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2013/05/23
  • メディア: 文庫



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不等辺三角形 [内田康夫]

名古屋の名家に代々伝わる「幽霊箪笥」の
修理を依頼した男が殺害される。
さらにその箪笥職人を訪ねた男も同じく殺害される。
光彦は兄・陽一郎経由で「幽霊箪笥」に秘められた
謎を解き明かすことに・・・

浅見シリーズとしては珍しく暗号ものです。
最後までこの暗号が物語のメインとなります。

ラストは浅見シリーズならではのもの悲しさパターンですね・・・
個人的には大叔母と光彦の会話が印象的ですが、
なぜ光彦はその真実に気付いたのかが?でした。

しかし僕には最近のシリーズは実に合いますね。
物語に引き込まれていきます。


不等辺三角形 (講談社文庫)

不等辺三角形 (講談社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/03/15
  • メディア: 文庫



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神苦楽島 [内田康夫]

浅見光彦シリーズの中でも独特の雰囲気を持つ「島」シリーズ。
本作は浅見シリーズの中でもかなり異色作だと僕は感じました。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

ついにケータイを購入すべく、秋葉原を訪れた浅見光彦。その帰路、若い女性が彼の腕の中に倒れ込み、
そのまま絶命してしまう。淡路島出身の彼女は、故郷の禁忌を破ったことを気にしていたという。
古事記に「国生み」神話を残す淡路へ、引き寄せられるように赴いた光彦は、
事件の背後に巨大な闇が存在することに気づく―。

事件解決の鍵が一本の「道」にあると察した浅見光彦は、テレビ記者の松雪真弓とともに伊勢へと向かう。
真相に近づき、淡路に戻った二人を出迎えたのは、新たな死体だった。
民間信仰、政治家と大企業の癒着、新興宗教―。
すべてがひとつにつながったとき、戦慄の事実が浮かびあがる。

プロローグにおいてある程度の事がわかる読者としては、
その後起こる二人の殺人事件が、いつ結びつけられるのかが
もどかしいのではないかと思います(というか僕はもどかしかったです・笑)

今回は非常にオカルト的な要素が浅見シリーズとしては珍しく登場し、
かつ相手が新興宗教という、巨大な相手。
最後にあっと思わせる展開になっていたのがさらに良い味を出してます。

しかしついに携帯を持ちましたか。
そしてこれが見事に本作限りではありますが、あるトリックに繋がるという。


神苦楽島 上 (文春文庫)

神苦楽島 上 (文春文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 文庫



神苦楽島 下 (文春文庫)

神苦楽島 下 (文春文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/11/09
  • メディア: 文庫



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壺霊 [内田康夫]

超久しぶりの内田作品。もちろん浅見光彦シリーズです。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

浅見光彦に錦秋の京都での取材が舞い込んだ。
長期滞在で内容はグルメレポートという好条件に警戒する浅見を待っていたのは、老舗骨董店の娘・伊丹千寿。
高麗青磁の壺“紫式部”を手に失踪した母・佳奈を捜してほしいと懇願する。
残された手がかり、縁切り神社といわれる安井金比羅宮の形代には、佳奈の離縁を祈願する内容に、
見知らぬ女の名前が添えられていた―。怨念の連鎖を浅見は断ち切れるのか。名探偵が古都の謎を巡る。

高価な高麗青磁の壺とともに失踪した老舗骨董店の若夫人。
その壷に“紫式部”と名付けた男は、7年前に変死を遂げていた。
壷に魅せられた男女に降りかかる数々の災厄。
紅葉の京都を舞台に、名探偵・浅見光彦が蠱惑の壷を巡る事件の謎を解き明かす!

久しぶりだったのもありますが、これは楽しめた。
光彦が嫌う心霊的描写が久々に登場するし、
殺人事件の方が、意外と難解で、光彦も堂々巡りを
繰り返しつつ、ようやくあの「ひらめき」で解決に導いたという感じですね。
何かが見えそう、見えた気がするという、あの光彦特有のひらめき描写は好きです。

藤田編集長からの依頼と刑事局長からの依頼がリンクしてない
訳はないんですが(苦笑
局長の方はもう少し深い話があるのかなあと思っていたんですけど、
あっさりでしたね。

ひさしぶりの浅見光彦ワールド堪能。


壺霊 上 (角川文庫)

壺霊 上 (角川文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: 文庫



壺霊 下 (角川文庫)

壺霊 下 (角川文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: 文庫



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砂冥宮 [内田康夫]

浅見光彦シリーズ最新作(文庫での話です)
まずはAmazonさんの紹介ページから。

砂の記憶に幻惑され、男は還らぬ人となった――。

明治から昭和初期にかけて活躍した文豪・泉鏡花。
彼の代表作のひとつ『草迷宮』のモデルになったという
神奈川県三浦半島の旧家で、
ルポライター浅見光彦が取材をした老人は、
「金沢へ行く」と言い残して数日後、
歌舞伎の「勧進帳」で知られる
石川県「安宅の関」で死体となって発見される。
浅見はその死の真相に近づくため金沢へ向かうが、
老人の足跡は意外な場所で途切れていた。
老人の「旅」の目的に思いを馳せる浅見の前で、
やがて第二の殺人が発生してしまう……。
名探偵・浅見光彦の推理は!?
傑作旅情ミステリー、待望の初文庫化! 著者自作解説付き。

本作はある意味、シリーズの王道で、もう一人の主人公
である轟部長刑事の視点もあり、非常に楽しめました。

浅見が事件になぜそこまで関与するのか、
浅見自身が口にする「正義」という言葉。
そして物語終盤で轟が上司に浅見について語った言葉。
「浅見さんには、私心がありません。」
この二つの台詞が強く印象に残ってます。

そして「内灘闘争」で苦渋を舐めた、かつての「同士」たちが、
己の身も顧みずに起こした行動。
年齢は重ねても、闘争の心は持ち続けていたのでしょうねえ・・・

ところで、浅見は相変わらずあちこち飛び回ります。
果ては仙台まで飛び込みで行き、話を聞いています。
浅見の推理は天才的なまでのひらめきと、事件のストーリーを
描くという方法がよく見られます。
これは彼自身の才能であることは間違いなのですが、
今回あらためて読んで見て、本当の彼の才能は、
誰からも愛される存在とでも言えばいいのか、
彼が持つ一種のオーラみたいな(苦笑)ものが
最大の才能ではないかなとなんとなく思いました。
どの事件でもそうですが、
フツー、いきなり来て事件云々の話をしたら、
みんな怪しみますよねえ(笑
しかし彼にかかれば、不思議と警戒心をみんな解くんですよね。
「正義」という青臭い言葉も、彼が言うと、なんとなく
それが遂行されるのではないか、と思ってしまう。

人見知りの僕からすると、すごいなあ(笑



砂冥宮 (実業之日本社文庫)

砂冥宮 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/10/05
  • メディア: 文庫



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還らざる道 [内田康夫]

「二度と帰らないと決めていた過去へ旅立つ」
という手紙を遺して、他殺体で発見された一人の男。
その孫、雨宮正恵は祖父の死の謎を追うために、
父が育った岐阜県加志母村へ向かう。

そこでたまたま出会った浅見光彦とともに、
祖父の死の真相に迫る。

光彦の推理は相変わらず冴えてます。
今回、ラストについては内田さんご自身が書かれているように
かなり力がこもっていて、読み応えがありました。

今回の事件の解決方法はこれまでも
光彦が犯人に迫っていた方法なのですが、
今回、その結末を兄・陽一郎へも報告し、
陽一郎自身もその解決を知った上で
容認してるんですよねえ。
これはちょっと違和感がありました。

これまでも陽一郎は察した、というのはありましたが、
今回のは完全に知ってましたですからねえ。
どうも、納得がいかなかったなあ。

物語は非常に良くできてましたので、
その点が不満でした。


還らざる道

還らざる道

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本



還らざる道 (祥伝社文庫)

還らざる道 (祥伝社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/06/09
  • メディア: 文庫



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長野殺人事件 [内田康夫]

浅見光彦&「信濃のコロンボ」こと竹村警部が挑む、
不正支出出金と知事選を巡る大きな陰謀・・・

長野県で田中康夫知事が誕生した頃に
この作品は書かれています。
その時の事実を名前を変えて描かれています。
むろん事件はフィクションです(苦笑

今回は品川区役所の熊谷直子がこの事件に
巻き込まれる形を取るのですが、
この過程はとてもおもしろく読みました。
訳もわからず書類を預けられ、
当人は殺されて・・・
そして謎の人物が直子に近づき・・・
彼女の心中いかばかりか(笑

むろんメインは浅見ですが、
竹村警部の活躍も光ります。
久しぶりの内田康夫作品、楽しめました。


長野殺人事件 (光文社文庫)

長野殺人事件 (光文社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: 文庫



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幻香- 400,000 hit - [内田康夫]

細々と続けてきたブログですが、
昨日40万アクセスを記録し、うれしい限りです。
こんなブログでも見て戴いていることに感謝です。
これからもたぶん続けていくと思われます(笑

さて記念、というわけではありませんが、
先月発売された角川文庫から。
まずは角川さんの紹介ページから。
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200912000586

浅見のもとに届いた1通の手紙から、華やかな香りが立ち上った。
示された待ち合わせ場所で新進気鋭の調香師殺人事件に巻き込まれた
浅見の前に現れた三人の美女--。
著作一億冊突破記念特別作品が、待望の初文庫化!

恒例の浅見光彦シリーズです。
近年読んだ浅見シリーズの中では、一番楽しめました。
以下、ネタバレを含みます。



まず意味深なプロローグがかなりそそられます。
というのも、そこで語り手を勤める沼田皇奈子。
これがヒロインあるいは物語の鍵を握るのかと思いきや
ほとんど登場しないんだな、これが(笑

そして謎が異常に多い。
浅見の所に来た謎の手紙。
書いた人物が誰かもわからない。
そして浅見自身もなぜ自分が駆り出されたか不明。
そして起こった殺人事件。
「Kunii」の刺繍がはいったジャケットを着た男の死。
なぜ彼はそんなジャケットを着て死んでいたのか?
そしてジャケットに入っていた地名は何を指すのか?

そして再び浅見の所へ届いた香りの展覧会の招待状。
国井由香が手紙を出しているのか?それとも・・・

とにかく本作では浅見の事件のストーリーを描くという
推理方法が通じません。
浅見自身もわずかな手がかりを頼りに移動を繰り返すのみ。
しかしとある人物からの決意による告白で、
一気に彼も事件の全体像を見いだすことができます。

が、しかし。最後の最後、事件全体は<香水>が
キイワードかと思いきや、実は<匂い>が全ての
事件を繋ぐリングだったわけですねえ。

ところで、本書のいきさつは自作解説にて
詳しく書かれているのですが・・・
「例幣使街道殺人事件」てのが最初のタイトル
だったようですが、まったく内容違うんじゃないか?(笑
例幣使、出てこないですしね(笑


幻香 (角川文庫)

幻香 (角川文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: 文庫



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悪魔の種子 [内田康夫]

浅見光彦シリーズ、久々ですね。

本作は「沃野の伝説」に続き、米を扱った作品です。
それも「花粉症緩和米」という、花粉症の人にとっては
夢のような米について。

本作での特徴は明確なヒロインが不在なこと。
これは結構浅見シリーズでは珍しい気がしました。
強いて挙げれば
殺された窪田の娘・郁子が近いかなあ。

途中、彼の十八番である「ひらめき」がありますが、
これに気付いた後の彼の推理は本当に素晴らしい。
一気に事件を解決まで導きます。
これがこのシリーズの魅力の1つでもあるんですよねえ。
僕は個人的にこれが好きです。

ところで、お手伝いの須美子さんは
光彦の事が好きではなかったのですかねえ?
憧れ・・・というような表現をしていたけど・・・
う~ん、この謎は持ち越しなのか?(笑


悪魔の種子 (幻冬舎文庫)

悪魔の種子 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/08/05
  • メディア: 文庫



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棄霊島 [内田康夫]

多くの事件を手がけ、日本をそして海外へも
その能力を発揮した浅見光彦。
彼が遭遇した100番目の事件。

光彦はこの前に「贄門島」という事件も手がけていますが、
「~島」というタイトルからイメージされるクローズド・サークル
モノではもちろん全くなく、
社会派の色が非常に強くでています。
教育基本法、靖国問題、拉致問題、そして強制連行・・・
筆者の意見を光彦を通して発しているのかどうか
わかりません。
ただ本当にそうした事への意見が見られましたねえ。

光彦の推理は相変わらず「ストーリー」という
形をとって、いつものひらめきもあり、
徐々に組み立てられていきます。

最後に明らかになる真相は
かなり意外でした。
何でもないシーンだと思いましたが、
伏線とは・・・

軍艦島を舞台としたミステリは
他に「三毛猫ホームズの無人島」なんかもありますね。

しかし「~島」というとどうしても「獄門島」を思い出す(笑



棄霊島〈上〉 (文春文庫)

棄霊島〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫



棄霊島〈下〉 (文春文庫)

棄霊島〈下〉 (文春文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫



三毛猫ホームズの無人島 (角川文庫)

三毛猫ホームズの無人島 (角川文庫)

  • 作者: 赤川 次郎
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/05/24
  • メディア: 文庫



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 [内田康夫]

浅見光彦シリーズ。
その中でも文芸シリーズとされる作品群の第2弾。
このシリーズの中では「箱庭」が僕は一番好きなのですが、
トリックという意味ではこの「鐘」が見事な
あるトリックを用いているので、記事にUPします。

諸行無常の理(ことわり)を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、
聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、
顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。
四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに
鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる・・・

と講談社の内容紹介にはありますが(笑
そう、この鐘の模様痕が本作最大のトリックに使われます。
これが本作の最大のポイントですねえ。

もうすぐ連続ドラマも始まります。
しかし「相棒」にぶつけるこたあないだろう・・・


鐘 (講談社文庫)

鐘 (講談社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 文庫



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風の盆幻想 [内田康夫]

久々の浅見光彦シリーズ。
今回は「軽井沢のセンセ」とともに事件
を追います。

本作の魅力は、
登場するとある4人の男女の関係
そして本作の真の主人公というべき
「コケット」の山田篤子の存在でしょう。

特に篤子はこの事件というよりも、
その背景にあった秘められた謎をも
知っていたかのような言動で、
かつ浅見に事件のヒントを教えたり、
導いたりと、まさに主人公でありました。
しかしその反面、彼女自身も大きく傷ついて
いたことも事実です。

最後の最後に「軽井沢のセンセ」が
魅せた洞察力は脱帽。さすがです、センセ!

浅見光彦シリーズはミステリとか本格モノとか、
そういうジャンルでなく、
まさに<浅見光彦>というジャンルなのでしょうね。


風の盆幻想 (幻冬舎文庫)

風の盆幻想 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/08
  • メディア: 文庫



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逃げろ光彦 [内田康夫]

浅見光彦シリーズとしては超がつくほど久しぶりの短編です。
本書は内田康夫さんの初期短編に浅見もの一編を加えた内容。

浅見光彦ものはなるほどなるほどとフツーに楽しめます。
が、本書の魅力は他の4つの短編にあるといえるでしょう。
「埋もれ火」や「飼う女」などはサスペンスものとして秀作。
「濡れていた紐」は本格ミステリもので、軽井沢のセンセの原型と思わせる(笑)推理作家が
主人公の物語。
しかし本編は本格ミステリではやってはいけない禁じ手が書かれていますが、
そこに至るプロセスは見事でした。

こういう短編集もたまには書いてほしいですねえ。


逃げろ光彦―内田康夫と5人の女たち (幻冬舎文庫 う 3-6)

逃げろ光彦―内田康夫と5人の女たち (幻冬舎文庫 う 3-6)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 文庫



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箱庭 [内田康夫]

今回の浅見光彦はひどかったなあ。
原作はかなりおもしろいんですよ~
伏線もうまいし、念書の隠してある場所や光彦が追われている人物たちの描写もよくて・・・
最後の代議士を追い詰めるところもあんなあからさまじゃない、もっと読み応え十分なのになあ。

まあやはりテレビドラマ2時間では厳しいか。
初めて義姉さんが登場したのはよかったと思います。



箱庭 (講談社文庫)

箱庭 (講談社文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 文庫



箱庭 (文春文庫)

箱庭 (文春文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 文庫




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天河伝説殺人事件 [内田康夫]

浅見光彦伝説三部作完結編。
一番驚いたのは先週に引き続き内田康夫さんが登場したこと!
能舞台を観ながら、「天河伝説」を執筆した頃を思い出していたのかなあと
勝手に推測して観ました。

榎木版天河、辰巳版天河と観た記憶がありますが、
2時間という制約の中で駆け足も観られましたが、見応えがあったかなあと思います。

榎木版は暗くてよくわからないんだよなあ(笑

あ、あとよかったのは榎木さんが天河に行ったこと。
これは確実に映画版へのオマージュですよねえ。
素晴らしかった。

天河伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)

天河伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 新書


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熊野古道殺人事件 [内田康夫]

原作を読んではいたのですが、全然覚えてなかったなあ・・・
こういう話だったかなあ?
まあ、少なくとも編集長はあそこまで一緒にはいなかった気がします(w

内田康夫さんご本人登場でしかもセリフまであるとは!
これが見所でしたね。

来週はいよいよ天河伝説、榎木さんが再び出演するというのも、なんか不思議です。

熊野古道殺人事件 (中公文庫)

熊野古道殺人事件 (中公文庫)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 文庫


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耳なし芳一からの手紙 [内田康夫]

昨日寝てしまいすっかり忘れていました。
フジテレビで浅見光彦伝説三部作と題して三週連続放送されるんですよね。
昨日はその第一弾。

原作とは結構設定が変わっていましたねえ。
本来は浅見の母親が憧れの人なんですが。
それと最初しか出てこなかったワッパをかけてくれ、の人(笑
あの人は結構重要な役回りなんですが、一瞬だった・・・
原作では最初の事件は電車、寝台だったかな?で起こるんで、すっといけますが、
長距離バスで起こった事件で、乗ってた人間、最初に確認しろよ(笑)
いきなり逃げられてるじゃねえか。

まあでも意外とうまい具合にいっていたかな~
同じ平家を扱うとしても「平家伝説殺人事件」のほうが「伝説三部作」には
いい気がしましたが・・・

来週は軽井沢のセンセが登場ですねえ。内田康夫さんご本人も登場とは。

耳なし芳一からの手紙 (ジョイ・ノベルス)

耳なし芳一からの手紙 (ジョイ・ノベルス)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 新書


平家伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)

平家伝説殺人事件 (カドカワ・エンタテインメント)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書


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十三の冥府 [内田康夫]

「伝説+殺人事件」、そのタイトルではありませんが、
これは伝説モノと言ってもいいかと思います。

浅見光彦、再び青森へ。
「津軽殺人事件」「恐山殺人事件」などでも訪れている青森に伝わるある歴史書を
巡る論争、そしてそれを発端とした殺人事件・・・

浅見の推理は相当右往左往、いやいや珍しく詰まるときがありますが、
彼らしい解決方法で終わります。

どこか幻想的というか、「はちまん」のような印象を受けました。

十三の冥府 上 (1) (文春文庫 う 14-7)

十三の冥府 上 (1) (文春文庫 う 14-7)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 文庫


十三の冥府 下 (3) (文春文庫 う 14-8)

十三の冥府 下 (3) (文春文庫 う 14-8)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 文庫


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イタリア幻想曲 [内田康夫]

「貴賓室の怪人」の続編。今回はイタリアにて壮大なる謎に浅見光彦が挑みます。

今回はあんまり軽井沢のセンセが活躍しなかったなあ(笑
前作では結構な活躍だったと思ったのですけどね。

しかしプロットがうまい。過去と現在をうまくリンクさせていますし、殺人事件そのものよりも
もっと大きな謎を明らかにしていくとこもさすがです。
ホント、浅見光彦は天才だなあとちょっと思いました。

小説の中でポワロにたとえられたりするんですが、ちょっと違うな(笑
あんな偉そうな態度ではありませんよね(笑

解説を柄刀一さんが書いておられるのでびっくりしました。
自作解説が多いんですよね。
「天才!龍之介が行く」はどうしたんだ?(笑

どうもこの小説は映画化の話があるとか解説で触れられていますが、
そうなると浅見役は誰だろうか?
やっぱり榎木さんにもう一度、なんてことはないですよねえ。

イタリア幻想曲―貴賓室の怪人2 (角川文庫 う 1-59)

イタリア幻想曲―貴賓室の怪人2 (角川文庫 う 1-59)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 文庫


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上海迷宮 [内田康夫]

浅見光彦シリーズもついに海外へ。
「貴賓室の怪人」がすでに出てはいますが、あれは外国でおこったものですけど、
船という「クローズドサークル」内の事件ですから、これとは一線を画しているかなと思います。

上海まで刑事局長の威光が及ぶのかどうか微妙ですが、
旅情、社会派、文芸など様々なジャンルのミステリを持ち合わせているシリーズですから、
やはり海外との絡みも今後は増えていくのかなあ。

また「終幕のない殺人」のようなお話を浅見光彦でやってほしいです。

上海迷宮 (徳間文庫 う 1-41)

上海迷宮 (徳間文庫 う 1-41)

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: 文庫


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化生の海 [内田康夫]

浅見光彦シリーズ、今回は北海道、北陸、北九州と光彦が飛び回ります。

光彦のひらめきは天才的で、今作でも事件の全体像をよくあれほど
推理できるなあというのが感想です。
今作ではヒロインとの関係があまり深くならなかったなあ(笑)というのが
ちょっと残念ですね。
しかし光彦との年齢差は結構ある気がするんですけどね。

事件を終わりにするやり方は、浅見光彦シリーズにあるアノやり方です。
犯人に任せるという、いや実際にはそれ以外に選択肢をとらせない方法なのかも
しれません。
このやり方は賛否あるような気がしますが、どうなんでしょうねえ・・・
一方ではマンネリ化している気もします。

しかし物語全体は浅見光彦の推理ががぜん冴えわたり、読み応えはありますね。

化生の海

化生の海

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 文庫


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鄙の記憶 [内田康夫]

かつてハードカバーで発売されたのを購入して、読みました。
しかし相当昔の話だったので、今回角川文庫で発売したので、
改めて読みました。

内田さんも書いていますが、浅見光彦シリーズの中でも
1部・2部構成というのは異色です。
光彦の登場はいかにも、って感じですが。
個人的には伴島さんには生きててもらいたかったなあ・・・

さて、いつも出てくるヒロインですが、
これもヒロインなのか、シリーズではかなり異色な感じがしました。

ラストは真犯人が誰なのか?かなり読者には謎めいたまま
終わりになってます。
解説でもあるように、確かに本当の真犯人は誰なのか?
なぜ彼女はお金のある場所がわかったのか・・・
う~ん、悩みます。

浅見光彦は今年に入り、100事件解決!
今後もその活躍を軽井沢のセンセに書き続けてもらいたいと思います。

鄙の記憶

鄙の記憶

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 文庫


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贄門島 [内田康夫]

浅見光彦は「天才型・風来坊」探偵なのだそうです
         (ダヴィンチ特別編集「金田一耕助the complete」)
彼の推理は確かにひらめき、コツコツ詰めていくということではない
とは思いますねえ。
鎌をかけたことがことごとく的中したり、たしかに天才型なんだろうなあ。

この作品はつい先日文庫で発売されました。
自作解説にもあるようにあくまで「社会派的傾向」のある作品であって、
「社会派」ではない。
しかしやはり社会派の印象は非常に強いんですよね。
ただそれをあえて旅情ミステリ、あるいは文芸ミステリというジャンルで
語ることができるのはやはり「浅見光彦」がいるからなんでしょうね。

このシリーズも「棄霊島」で100事件解決。
内田さんは「棄霊島」と「贄門島」は姉妹版と述べておられました。
いやあ、気になる(汗)

かつて「獄門島」と「悪霊島」のふたつの「島」の事件を解決した金田一耕助をちょっと想起してしまったのは僕だけでしょうか・・・

贄門島〈上〉

贄門島〈上〉

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫


贄門島〈下〉

贄門島〈下〉

  • 作者: 内田 康夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 文庫


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浅見光彦シリーズ [内田康夫]

テレビではおなじみの名探偵。
テレビでは水谷豊さん、辰巳琢郎さん、榎木孝明さん、沢村一樹さん、
中村俊介さん、高島政伸さん・・・と数多くの俳優さんが「浅見光彦」
を演じてこられました。
作者の内田康夫さんは榎木さんが一番イメージにあっているとのことを
述べていたと思いますが、
僕の中では水谷豊さんの印象が強いです。光彦だけでなく、兄役の俳優さん
(すいません、忘れちゃいましたが)
もよかったと思います。
小説を読むときには各局でやっている(やっていた)配役を頭に浮かんできます。
今はもう僕も榎木さんが浮かんできますけどね。

このシリーズは100作いったそうです。ミステリ好きな方は本格ミステリ以外を
ミステリと認めない方も多くおられるようですが、僕は好きで読んでます。
内田さんも「終幕のない殺人」という浅見光彦シリーズの中でも異色の本格
ミステリを書いてます。解説を読めばわかりますが、別に書けないわけでは
ないんわけで。

でももう一作くらい浅見光彦に「名探偵はみんな集めてさてと言い」という状況で
推理をしてもらいたいと思います。


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