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雪煙チェイス [東野圭吾]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―
正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。
村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!
どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。

「白銀ジャック」「疾風ロンド」に続く、根津&千晶シリーズ第3弾。
「ノンストップ・ミステリー」と紹介されている場合もあるようですが、
表紙裏面紹介文の「ノンストップ・サスペンス」が正しい。

本書の「女神」が誰なのかは、読み慣れている人ならすぐわかるでしょう。
真犯人は難しいでしょうが(苦笑

本書登場人物では脇坂竜美の友人の波川省吾がMVP。
彼の判断は法学部云々だけではとても説明できない。
十分探偵役もできます。

根津&千晶の活躍はさほど描かれませんが、
おそらくラストシーンがお二人の最大の見せ場にして、
もしかしたら、三部作完結の意味も含んでいるのかな、と思いました。

Amazonレビューは結構低いのですが、
このシリーズは元々ミステリではなく、サスペンスなのではないかと。
気楽に読める、というと語弊がありますが、
そういうシリーズ、だと思って読んでましたね。


雪煙チェイス (実業之日本社文庫)

雪煙チェイス (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: 文庫



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禁断の魔術 [東野圭吾]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、
育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。
ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、
また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。
伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。シリーズ最高傑作!

ガリレオシリーズ文庫版最新作。
どのようにその犯罪が行われたのか?に焦点をあてたシリーズも
いまや東野氏の代表作に。

「容疑者X」や「真夏の方程式」など、シリーズを重ねるごとに
ガリレオ湯川学に人間味が出てきています。
本作はその最たるものと言えるのではないでしょうか。

自身の高校の後輩であり、物理研究会の立て直しを
依頼され、交流のあった古芝伸吾への湯川の行動は、
かつての湯川ではなかなか想像できません。

それと、場面展開がかなりめまぐるしくあったなあというのが
印象に残りました。
これまでのガリレオで、そこまで複数視点というか、そういうものは
なかったような気がするので。

次作はいつ頃ですかねえ。


禁断の魔術 (文春文庫)

禁断の魔術 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/06/10
  • メディア: 文庫



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虚像の道化師 [東野圭吾]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。
男は何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りた様子だったが、
教祖は自分が念を送って落としたと自首してきた。
教祖は本当にその力を持っているのか、そして湯川はからくりを見破ることができるのか(「幻惑す」)。
ボリューム満点、7編収録の文庫オリジナル編集。

本シリーズは「どうやって殺人を起こしたのか?」というハウダニット
をメインに据えたミステリというのがコンセプトだったなあと、
読んで思い出しました。
ただ本作にはそうでない変化球もあったりしましたね。

最初の「幻惑す」と「曲球る」がオススメ。
前者は初期ガリレオを思い出した作品。教祖の「念」トリックを看破する
湯川はさすが。

後者は変化球的作品。湯川が一人の野球選手を再生させるお話。

「心聴る」がちょっとなあ。まあ科学実験はしているのですが、
実用されていない所がマイナス。

ラスト2編も変化球。
「偽装う」はラストが良いです。




虚像の道化師 (文春文庫)

虚像の道化師 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/03/10
  • メディア: 文庫



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疾風ロンド [東野圭吾]

東野圭吾さん超久しぶりの書き下ろし。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。
場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。
上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。
頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。
ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。

「白銀ジャック」で登場した根津昇平と瀬利千晶が再び登場します。
その意味ではシリーズになるのかもしれません。

内容的には「白銀ジャック」の方がおもしろかった。
本作もタイムリミットサスペンスですが、
栗林と東郷にその緊張感がまるで感じられないのが残念すぎる。
終盤にかけて二転三転をしますが、やや緊迫感不足。

最後の1行というか、確かにおもしろかったですが(笑

でもこうしたサスペンスも時折執筆していただいた方が
僕としてはうれしいですね。


疾風ロンド (実業之日本社文庫)

疾風ロンド (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2013/11/15
  • メディア: 文庫



白銀ジャック (実業之日本社文庫)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/05
  • メディア: 文庫



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真夏の方程式 [東野圭吾]

東野圭吾さんの作品群でも
ドラマ、映画とメディアミックスが盛んにされている「ガリレオ」シリーズ。
本作は再ドラマ化ときて、この夏公開される映画の原作になります。

湯川と少年恭平のやりとりが一番の読み応え。
この物理学者はよくわからんのですが、
別に子ども嫌いではないらしい。

トリックや物語は普通という評価が良いのかどうかわかりませんが、
ミステリに重点を置いたというより、恭平の物語に重点を置いたものと
考えるべきなのではないかと思います。

映画はどうなるんですかねえ。


真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/05/10
  • メディア: 文庫



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聖女の救済 [東野圭吾]

「ガリレオの苦悩」と同時刊行された本書でしたが、
ようやく文庫化。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、
男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。
難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、
独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。
驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。

「ガリレオの苦悩」同様、湯川は警察の捜査には協力しないという
姿勢を貫いています。
ということは、やはり「容疑者X」事件の影響なんだろうな・・・

草薙が容疑者に恋心を抱いている、というのは
実際のところどうだったのかなあ。
最後にそれを示す描写がありますが、う~ん、と個人的に
そこまではいってないような。

さて本書のトリックは湯川に「完全犯罪」だと言わしめる程
のものでした。
しかし彼女の趣味がきっかけでそれが暴かれることとなります。

トリックの凄さよりも、女性の執念を感じる小説でした。
まあこの被害者の言い分はいくらなんでもひどすぎるな。


聖女の救済 (文春文庫)

聖女の救済 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: 文庫



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歪笑小説 [東野圭吾]

カテゴリは悩みましたがミステリで(笑

「怪笑」「毒笑」」「黒笑」に続く第4弾!
今作は全てが出版社や作家・文学賞に関するお話と
なっています。
本作から読まれる方も居られるかもしれませんが、
それはあまりにもったいない。
本作登場の「作家」熱海圭介先生や唐傘ザンゲ先生は、
シリーズもので、以前からご登場しております。

さて本作は帯にある「出版業界の内幕を暴露する連続ドラマ」と
ありますが、
確かに大半はそうなのかも(?・フィクションとノンフィクションの狭間くらい?)
しれませんが、
序の口と文学賞創設は胸がなんだか熱くなりました。
唐傘ザンゲさんはたぶん良い作家さんになるだろうなあ・・・

対する熱海圭介さんはどこまでもこの調子なんでしょうが(笑
意外なるファン層が実は存在していたことが本作で明らかになりました。
次作以降、この発覚がどう灸英社にとって彼を売り出していく方法
の1つかもしれないですねえ。
まあ本作で「伝説の男」により彼自身大幅な外見イメチェンしてますが(笑
熱海先生は相変わらず自信家だよなあ。なぜだろう。

「最終候補」は熱海圭介が歩んだ道とはまた別のあり方を
描いた作品。
どんな仕事でもこなそうと決意する主人公が素晴らしい。

「引退発表」では大御所・寒川心五郎が再び登場。
確かに作家って、引退とかそういうのはあまりはっきりわかりませんね。
最近著書が出てないなあ、くらいで。
この話、案外寒川さんはわかっていて仕組んだじゃなかろうかと
勝手に推測してます(笑

あと「小説誌」も良かった。
これは本当にノンフィクションな気がしますね。
しかし電子書籍化の問題とかも次作以降は入ってきそうですね。

購入した当日に読み切ってしまいました。
それくらい楽しめた作品。
まずは「怪笑小説」から読んでくださいませ。



歪笑小説 (集英社文庫)

歪笑小説 (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/01/20
  • メディア: 文庫



毒笑小説 (集英社文庫)

毒笑小説 (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/02/19
  • メディア: 文庫



黒笑小説 (集英社文庫)

黒笑小説 (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 文庫



怪笑小説 (集英社文庫)

怪笑小説 (集英社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/08/20
  • メディア: 文庫



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ガリレオの苦悩 [東野圭吾]

TVドラマで登場した内海薫が初登場する作品。
前作までワトソン的役割だった草薙も登場しますが、
やや影が薄い。

ところで、湯川准教授は最初の話を読むと、
警察に協力する事にかなり否定的になっていたようです。
やはり「Xの献身」事件の影響なんでしょうかね。

オススメは「操縦る」
不幸な人はいるんだけども、ラストが良いんですよね。
この湯川は好きです。

「聖女の救済」も同時刊行された(単行本として)ので、
そのうち文庫化されますかねえ。


ガリレオの苦悩 (文春文庫)

ガリレオの苦悩 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/10/07
  • メディア: 文庫



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ダイイング・アイ [東野圭吾]

考えてみると、前回の「あの頃の誰か」
を読んだ時に書けば良かったです。
光文社文庫の東野さん作品を読むのは非常に久しぶりでした。
光文社の東野さんといえば、初期作品が多く文庫化されてますし、
「白馬山荘殺人事件」や「11文字の殺人」など
本格ミステリが揃ってますから、未読の方は是非。

さて主人公・雨村慎介が何者かに襲われ、
頭に重傷を負うところから物語は始まります。
襲った犯人はかつて自分が交通事故で死なせた
女性の夫だった。
しかし、彼は怪我の影響でその事故の記憶を
失ってしまう・・・
事故の事が気になり、彼自らその調査に乗り出すと、
周囲の人間たちが不穏な動きを見せ始める。
一体自分が犯した交通事故はどんなものだったのか?
単なる交通事故ではなかったのか?
そして、慎介の前に妖しい魅力に満ちた謎の女性が現れる・・・
果たして彼女の正体は?

本作はミステリであり、ある種のホラー小説でもあると感じました。
最初の慎介と謎の客(後にそれは人形職人とわかりますが)が
交わした何気ない会話の中に、
実は大きな謎が隠されていたというのが(というか僕はそう読めて)
それが見事。

記憶を失った事によって、慎介にとっては果たして
よかったのでしょうか。難しい。


ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)

ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/12
  • メディア: ペーパーバック



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あの頃の誰か [東野圭吾]

東野圭吾さんのこれまでの未収録短編を集めた
まさに、「あの頃の」東野さんが読める一冊。

個人的オススメは
バブル絶頂期の作品「シャレードがいっぱい」、「再生魔術の女」
そして明らかに毛色が違う「名探偵退場」の3作。

1作目は純粋にミステリとして楽しめる一作。
主人公が鼻につきますが(笑

2作目。収録作内でもNo.1かなと思います。
復讐のやり方としては非常に恐ろしい・・・

3作目。これは東野さんがあとがきで書かれてますように
名探偵ものへのツッコミからの作品。
後に生まれる天下一シリーズなどのはしりですね。
主人公と相棒はどうみてもホームズ&ワトソン。
そして名探偵がややもすれば陥りがちな、
ある行為がこの事件の動機となっています。
確かに、被害者遺族の感情を考えないとダメですよねえ(苦笑

天下一シリーズ、また書いてほしいものです。


あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/12
  • メディア: 文庫



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白銀ジャック [東野圭吾]

しばらく東野圭吾さんからは遠ざかってました。
むか~しの講談社文庫とかが好きだったなあ。
まあ最近のは読んでいませんから、
わかりませんが、
ちょっと作風がまた変わったかなと思います。

さてそんな事で、しばらく離れてましたが、
本作は久しぶりに購入しました。
まず実業之日本社が文庫参入第1弾という点。
そして著者の、
「いろいろと予想するだろう。残念ながら、すべて外れている」
という挑戦的な売り文句(?)から。
以下ネタバレ。



結構おもしろく読めました。
犯人に目星をつけれるかどうかで言えば、
ある程度わかる人はいそうです。
ただそこに一捻り加えているのが良いですね。
そしてラストは、まさかの急展開による大団円。

あとスキーやスノーボードをしている方が
より楽しめます。
「鳥人計画」ほどではありませんが、
根津による犯人追跡、専門用語などなど
その当たりは少しでも知っている方が
よりいっそう楽しめるはずです。

もう1つ、いきなり文庫化について。
これは個人的には相当嬉しい事です。
なぜなら文庫しか僕は原則買ってませんから。
しかし、作家さんへの利益や出版社の利潤という点では
やはり新書版→文庫、の方良いのではとも。

電子書籍への対抗的な側面があることは
想像できますが、
賛否両論ありそうです。
ただあえて文庫を立ち上げた
実業之日本社さんへは敬意を表したい。

近年の東野圭吾さんを知っている方よりも、
昔から読んでいる方ならば楽しめるはずです。




白銀ジャック (実業之日本社文庫)

白銀ジャック (実業之日本社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2010/10/05
  • メディア: 文庫



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天使の耳 [東野圭吾]

毎日毎日どこというわけでもなく、交通事故のニュースが流れます。
たまにある特番の警察24時でも、
交通事故はよく取り上げられます。
交通警察24時なんて番組もあったりしますしね。

本書はそうした交通事故などに主眼を置いた短編集。
本作愁眉は「天使の耳」
視力に障害がある彼女の笑顔の本当の理由とは?
警察も加害者も、完全に騙されてしまったわけですね・・・

自分たちにも起こりうるかもしれないのは「通りゃんせ」
自らの行為が実は他人を不幸にしていたという事、
我々は気づいていないだけで日常には常に存在しているのかもしれません。

テーマが交通というだけにいつ自分たちもこうした
事件に巻き込まれてもおかしくない、というリアルさが本書にはあります。
交通ルールはしっかり守りましょう。


天使の耳 (講談社文庫)

天使の耳 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 文庫



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容疑者Xの献身 [東野圭吾]

直木賞受賞作。第6回本格ミステリ大賞、このミス第1位と多くの賞を受賞した本作品。
探偵ガリレオシリーズ第3作目にもあたります。

良い意味で今までのシリーズを裏切り続けます(笑
捜査協力を受けていないにも関わらず事件に興味を持つ湯川。
そして草薙との衝突・・・
教師の石神が仕掛けた驚愕のトリックとは?!

果たして自分は愛する人にここまで「献身」できるだろうかと自問自答してしまいました。
自分に振り向いてくれているわけでもないのに、ここまで貫けるだろうか。

湯川が本当に悔しいと彼や彼女に話すシーンは圧巻です。
この作品はガリレオシリーズというよりも、人間湯川がよりよくみえた作品と
いえるのではないでしょうか。


容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: 文庫



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黒笑小説 [東野圭吾]

東野圭吾さんの「怪笑」「毒笑」に続く第三弾!
今回は出版業界の裏がわかる(笑)短編が多く収載されています。

「もうひとつの助走」「線香花火」「過去の人」などはおもしろすぎです。
いや~実際、編集者も大変でしょうし、一方で作家の人も大変だよなあ。

個人的には「妄想巨乳症候群」と「インポグラ」のちょっとHな二編がオススメ。
後者は怖い!やはり女性には勝てませんね。

最後の「奇跡の一枚」はラストに相応しい感動モノ。
このシリーズ、ずっと続けていってもらいたいです。


黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8)

黒笑小説 (集英社文庫 ひ 15-8)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫



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予知夢 [東野圭吾]

自分は「モリサキレミ」と結婚する運命にある・・・
それはもうずっと前から決まっていたことなのだ。

女子高生「モリサキレミ」を執拗に追いかける男は捕まった後もそう言い続けた。
果たして彼が言っていることは本当なのか?予知夢を観たのだろうか?

相変わらず前作に続いて「ハウダニット」を楽しませてくれる作品となってます。
やっぱりお気に入りは第一話の「夢想る」かなあ。

「容疑者Xの献身」も早く文庫化してほしいです。

予知夢 (文春文庫)

予知夢 (文春文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫


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探偵ガリレオ [東野圭吾]

なぜ今?と聞かれると、なんかドラマ化の話があるらしいですね。
しかも博士役は福山とか。
いやいや、あきらかにおかしいだろう。
だって、作者の東野さんは佐野史郎さんをイメージしてたんだから。
ちと納得がいきませんね。

まあ相棒の草薙刑事は女性になるらしいですが、その辺りは仕方がないにせよ。

作品そのものは非常におもしろいです。
霊的な現象、あるいは不可能犯罪のような事象を合理的に解決する、
ハウダニットでもあり、フーダニットでもある、そんなミステリですね。

探偵ガリレオ

探偵ガリレオ

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 文庫


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名探偵の掟 [東野圭吾]

何度も何度もこのブログには登場していますが、改めて再々々・・・読(笑
そして記事としては初紹介。

さて、本格ミステリの様々な「トリック」を見事なまでにパロディ化したこの連作短編集。
登場するのはご存じ名探偵(笑)天下一大五郎。
語り役は天下一シリーズキャラクター大河原番三警部。
彼はこの作品の中では、間抜けな警部を演じます。
実際はあらゆる捜査の手を尽くして天下一よりも早く犯人を捜し出し、
その後、苦しいながらもとぼけ続けるという全く損な役回り。

どの話もああこういうのはミステリによくあるよなあ、というものばかりです。
しかしよくよく考えて読んでみると東野さんなりの「答え」の小説をすでに書いているのではないか?
なんて思ったりします。あるいは東野さんの中ではその「答え」が出ているのはないか?
たとえば「屋敷を孤立させる理由」、これは東野さんの「閉ざされた雪の山荘で」で
その答えが出されています、お見事なまでに。

この作品の中に含まれている定番のミステリですが、
どれもひとつの短編ミステリとして楽しめます。

最近東野さんはこういうミステリは書いてない気がしますねえ。
初期の「白馬山荘」や、あるいは「仮面山荘」、「悪意」、加賀刑事シリーズ、
確かに「白夜行」や「手紙」「幻夜」、「殺人の門」などが有名ですが、
コテコテの(笑)本格ミステリも読んでみたいなあ。

名探偵の掟

名探偵の掟

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1999/07
  • メディア: 文庫


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白馬山荘殺人事件 [東野圭吾]

冬なので、それに関連したモノを紹介しようかと(笑
東野さんにとって、「放課後」「卒業」に続く著作三冊目に当たります。

1年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一の死に疑問を抱く女子大生ナオコは、新友のマコトと兄の死んだ信州白馬のペンション『まざあ・ぐうす』を訪ねた。
そのペンションには1年前と同じ人々、そして童謡マザーグース
に秘められた暗号、そして殺人が起こる・・・
ペンション『まざあ・ぐうす』に隠された謎とは?!

まさに本格ミステリです。密室殺人、暗号、そして「山荘」(笑)
東野さんは非常に幅広い小説をお書きになってますが、
僕は作品の中でもミステリあるいはミステリ色が濃いものが
断然好きです。

これは兄公一の失踪という事件から、宝石強盗事件など複数の
事件が複雑に交錯しており、一本の線で最後全ての謎が
明らかになります。
最後の最後まで飽きさせない、そんな作品です。

白馬山荘殺人事件

白馬山荘殺人事件

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1990/04
  • メディア: 文庫


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毒笑小説/怪笑小説 [東野圭吾]

東野圭吾さんは本当に幅の広い作家さんだと思います。
ミステリ作家、というにはあまりに多くのものをお書きになってます。

これは集英社文庫から出ています。短編集。
まずは毒笑小説から。
おすすめはなんといっても「本格推理関連グッズ鑑定ショー」
あの名探偵天下一大五郎が登場します(笑
『壁神家殺人事件』のある重要なトリックに用いられたモノが鑑定に・・・
しかし最後にはある驚愕の結末が・・・(笑
もう一つは「つぐない」
笑い、というより感動ものです。僕はとても好きです。
ある男に償いをするために、それまで全くやったことのないピアノを
習う中年の男性。そのある男とはいったい・・・
こういう根気、自分にはとてもないだろうなと思いました。

次は怪笑小説。
なんといっても「超たぬき理論」あまりにくだらなくて笑います。
単なる思いこみから始まったものが、ついには本を出し、テレビも登場
とは・・・案外、現実も似たようなものなのかもしれません。

2冊ともミステリ、とは違いますが、十分楽しめる短編集です。


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超・殺人事件/作家小説 [東野圭吾]

この二つ、似ているので二冊同時で。
前者は東野圭吾さんのミステリ。
推理作家協会除名覚悟!なんて帯が目にとまるのではないかと。
おすすめは「超犯人当て小説殺人事件」と「超予告小説殺人事件」
どちらもこの本の中でミステリ色が非常に色濃く出ています。
前者はゴーストライターも絡んでくるお話。
読まれた方は犯人わかりましたかねえ?僕はだめでした・・・
しかし、作家が「書いた」小説の犯人がわからないってのは
おもしろいですね。
後者は尤もミステリーでしょうか。
最後衝撃的、とでもいいましょうか我々にはわかりますが、
いやはや本当にこういうことが起こったら恐ろしいです。

「超税金対策殺人事件」はめちゃくちゃおもしろいです。
しかし実際、どういう風にやってるんでしょうかねえ。

さて後者、これは有栖川有栖さんのもの
超予告殺人事件と類似していますが、さらに怖いのが「殺しにくるもの」
「サイン会の憂鬱」や「書く機械」なんかは本当にあるんじゃないか?
なんて思ったり(笑)
有栖川さんのほうがミステリ色は薄いですが、
作家の現実を奇妙にユーモラスに書いています。
東野さんのはミステリ作家の苦悩をそのまま書いた感じですね。
確かに最近、やたらにながーい小説もあったりなかったり・・・
どちらもおすすめです。


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悪意 [東野圭吾]

東野圭吾さんの作品。
過去にNHKでドラマ化し、それを観て原作を読みました。
フーダニットや、ハウダニットではなく、
究極まで殺人の動機、つまりはホワイダニットを突き詰めた作品です。
東野さんのミステリは最近直木賞を受賞された湯川博士シリーズ、
名探偵の掟、呪縛と好きな本はたくさんあります。

この悪意と似た(?)作品じゃないかと思っているのが
「ある閉ざされた雪の山荘で」
なぜ殺人は閉鎖され、外部との接続断たれた山荘で行われるのか、
そうしたミステリーは多々あるかと思いますが、
この作品はその理由を東野さんなりに描いたものではないでしょうか。
最後の一文がいいと言う人もいるかと思いますが、
探偵役は最後まで冷静にいてほしかったなあとちょっと思いました。


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