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鮎川哲也 ブログトップ

アリバイ崩しーベストミステリー短編集ー [鮎川哲也]

鮎川哲也さんのノン・シリーズ短編集。
新聞社の記者が鉄壁のアリバイを崩しにかかる「北の女」、そして「下着泥棒」

この2つの作品は非常に対照的で、
探偵役がアリバイを崩しているのですが、後者は後味悪し。

「霧の湖」がオススメ。
ちょっと前に話題になった源泉掛け流し、偽温泉の話題を思い出しました。
しかしこの作品での探偵役が一番好きだなあ。
よくまあこのトリックを見破ったと。


アリバイ崩し―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

アリバイ崩し―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/05/12
  • メディア: 文庫



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謎解きの醍醐味ーベストミステリー短編集ー [鮎川哲也]

鮎川哲也さんのノン・シリーズ短編集。
探偵役となる人物たちが事件の謎を見事に解く、ミステリーの醍醐味が
詰まった一冊、と裏表紙には書かれていますが、
確かに謎は解くのですが、どの短編もそれだけでは終わらない所がポイントです。

オススメは「矛盾する足跡」と「塗りつぶされたページ」
前者は共同購入した別荘で起きる殺人事件。
探偵役は推理小説家。
殺人が起こるまでの描写がおもしろく、その描写があるからこそ、
探偵役が輝きます。

後者は妻を殺された夫が探偵役。
貿易商に勤務していたと思っていた妻が実はゆすりをやって稼いでいた
事を突き止めた夫は、殺された理由が妻の遺した日記、
「塗りつぶされたページ」にある事まで突き止めるが・・・
殺された妻の謎が徐々に明らかになっていく所が好きですね。

鮎川さんのは星影龍三シリーズが好きなのですが、
ノン・シリーズ短編も実におもしろい。
今後もまた購入したいです。


謎解きの醍醐味: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

謎解きの醍醐味: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/10/12
  • メディア: 文庫



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完璧な犯罪 [鮎川哲也]

鮎川哲也さんのノン・シリーズは初。
「完璧な犯罪」を目指した犯人たちの視点からの物語。
倒叙ミステリというものです。

タイトルの完璧な犯罪は収録短編集を読むと
皮肉にしか聞こえません。
どの作品も「本格と呼ばれる推理小説」を膨大に読んで、
そこからアリバイトリックをひねり出します。
しかし、予想だにしない所から自ら墓穴を掘ることになってしまう
のです。
オススメは「わらべはみたり」、これは惜しかった。
ほぼ見事なトリックかと思いましたが、
本当に意外な所から犯罪が発覚してしまいます。

鮎川先生の短編集、まだまだありますので、
これからも読んでいきたいと思います。


完璧な犯罪: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

完璧な犯罪: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2013/05/14
  • メディア: 文庫



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消えた奇術師 [鮎川哲也]

お知らせしたように、星影龍三シリーズです(笑
今回は「密室」に限りなくこだわった作品集ですねえ。

「赤い密室」はお見事な出来映え!なのですが、
本格ミステリマニアや読み慣れた方であれば、このトリックはある程度
見抜けるのではないかなあと思いました。
ただ、単なる「アノ」トリックは見抜けても、この計画を立てた犯人の複数の伏線があったからこそ
このトリックが成り立っているわけですね。

個人的には「白い密室」が好きです。
全く不可能なような感じがしつつ、実はかなりあっさりしてました。

「密室」といってはいますが、いわゆる凝ったトリックというのは出てこない、そんな気がしました。
言ってみれば、盲点をつく、あるいは心理的トリック、そういうのを用いた「密室」トリック
が散りばめられた短編集ですね。

消えた奇術師  星影龍三シリーズ

消えた奇術師 星影龍三シリーズ

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/04/12
  • メディア: 文庫


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悪魔はここに [鮎川哲也]

光文社文庫から出ている鮎川哲也コレクション、星影龍三シリーズ。
ぼくはついつい失念していて、このシリーズ、四月にも出てたんじゃないですか!
ガーンですよ(>_<) なので、そちらのほうはそのうち書くと思います。 オススメは「薔薇荘殺人事件」 この作品、最大のトリックは叙述トリックです。しかも最もおもしろいのは「作者からの挑戦状」 この作品を最後まで読むと何のことかわかるのですが、やられました(笑 この作品には推理作家の「鮎川さん」が登場します(笑 どの作品でも扱いがトンデモナイことになってます。 友人の星影にもバカにされ、格好いい「鮎川さん」を期待します!

悪魔はここに

悪魔はここに

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/06
  • メディア: 文庫


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朱の絶筆 [鮎川哲也]

鮎川哲也コレクションとして光文社文庫から刊行されました。
僕自身は鮎川さんは二冊目、そして待望の星影龍三シリーズです。

元々短編だったモノを大幅に増やして長編に。
ただトリックや犯人は変わってないようです。

篠崎豪輔というベストセラー作家が暮らす軽井沢の別荘に集まった人々。
その集まった人々は誰もが篠崎を殺す動機を持っていた。
そんな中起こる殺人事件、そしてそれは連続殺人へ・・・
はたして犯人は誰なのか?名探偵星影龍三が見事なまでに解明します。

各人が持つ「動機」の部分が書き足された第一部としてあります。
これだけでもかなりの分量ですが、この序章とも言える第一部のおかげで
第二部への殺人事件へスムーズに入っていけました。

星影龍三は短編版では姿をみせますが、なんと長編版ではその場にすらいません(笑
事件資料を見て、謎解き前に簡単な質問をするだけ。やっつけ仕事のように謎を解きます(笑
傲慢というのか、事件そのものに興味がないのか、彼はすごいなあ。

そしてこの小説は犯人当て小説となっていて、読者への挑戦が途中で入ります。
前も書きましたが、そういうのは大の苦手なので(苦笑)この物語全体を楽しみましたが^^;

「りら荘」はすでに創元から出てますが、改めて光文社のコレクションに入るのかもしれま
せんねえ。
星影龍三シリーズは本書が初のコレクションですので(それまでは鬼貫警部のみ)
次の発売が楽しみです!

朱の絶筆  星影龍三シリーズ

朱の絶筆 星影龍三シリーズ

  • 作者: 鮎川 哲也
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2007/02/08
  • メディア: 文庫


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りら荘事件 [鮎川哲也]

創元推理文庫から此度出ました。
読みたくて仕方なかったので、とてもうれしかったです。
以下ネタバレです。

僕は内容は全く知らなかったので、「名探偵」が初めからその場に存在せず、
安楽椅子探偵的なものであることがちょっと驚きでした。
殺人現場にはトランプが落ちている、そして殺害方法がそれぞれ違う、
などはまさに現在の本格ミステリにも通じるところがあるんじゃないか、
と勝手ながら思いました。
特にトランプを置いていくことで殺害順をミスリードする心理トリックは見事です。
色覚異常、というものがこのミステリの大きなポイントでもありますが、
さほど違和感は感じませんでした。犯人によるやはりミスリードさせる発言
があったりしたので、意外とすんなり受け入れられました。

驚き、というかあまり他のものに見られないのは「名探偵」のリレーでしょうか。
最初の「名探偵」が本当にそうであったかはわかりませんが、
ちょっとシリーズ探偵にしては性格が悪すぎるとは思いました。
倉知淳さんの「星降り山荘」の「探偵役」をちょっと思い出しました。

星影シリーズはまだたくさんあるのか分からないのですが、
是非とも再び文庫化していってもらいたいものです。


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