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探偵ファミリーズ [天祢涼]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

カワイイあのコは、妹?姉?それとも…?
このシェアハウスに集まる家族は全員、探偵!

格安家賃のシェアハウスに住むことになった元・美少女子役の五月女リオは
見返りとして大家の営む「レンタル家族業」を手伝うことに!
リオが演じてみせるのは、人気漫画家の妹役からワケあり老人の息子役まで多種多様。
ひと筋縄ではいかない依頼と次第に増える「家族」たちが、思いもよらない事件を呼び込む!?
結末までイッキ読み、笑いと衝撃の本格ミステリー。

シェアハウスを舞台に、主人公の五月女リオが「レンタル家族業」を通じて
疑似家族を形成していく物語です。
で、その疑似家族を構成していく過程がちょっとした事件となっています。
リオは探偵役という訳ではなく、リオが住むシェアハウス「チロリアンハウス」の大家
である大家さん。

連作短編集の形を取っており、大家さんがどうも物語の核心だなあと思いつつ、
最後どのような形で締めくくるのか楽しみだったのですが、なるほど、そうきたかと。

かなり濃いキャラクター設定になっているのですが、その中で大家さんだけは
どこかイメージしにくいキャラクターでした。
しかし、それは最後のオチを描くための方策だったのかもしれません。
ただし、そのために謎は残ったのですが(笑


探偵ファミリーズ (実業之日本社文庫)

探偵ファミリーズ (実業之日本社文庫)

  • 作者: 天祢 涼
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2017/08/05
  • メディア: 文庫



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都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ [天祢涼]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

弁舌巧みなイケメン元国会議員・漆原翔太郎は国民人気を武器に東京都知事へ転身をとげた。
だが都議会襲撃予告、ゆるキャラ殺害など五つの難事件が都政を揺るがす。
問題発言が続き支持率急落の漆原とマジメすぎる秘書・雲井が真相を暴くとき、
東京が、そして日本が変わる!?
ラスト一行まで目が離せない、笑ミス(=笑えるミステリ)連作短編集。

前作に続き、本作も連作短編集です。
都知事になるという前作ラストをそのまま継承し、出馬へ。そして当選!
が、話を進めていくごとに支持率が下落(苦笑
国会議員と違い、都知事は支持率がはっきり出ますからねえ。

第一話から登場する、時の総理大臣・正宗謙吾。
なぜ彼は翔太郎の出馬を止めようとしているのか?
その理由とは?

「第二話 襲撃」はある種のバカミスなのではないかと思いますが、
犯人がどうアイスをぶつけるのかは確かに分からなかった。

本作の鍵となるのが「第三話 馬鹿」。
本編はケンダマーなるゆるキャラを巡るお話なのですが、
最初に出てくる新宿大停電が、物語のキーでもあり、
前作の「第四話 取材」ほどの不気味さはありませんが、
単なる話のマクラかと思いきや・・・

最終話で翔太郎を「危険な政治家」と評する正宗総理。
前作・本作と読了し、なんとなく「暴走する正義」という印象を
翔太郎に持ちました。
彼が行っていることは間違いなく正しい。しかし・・・
まあしかし、雲井がわからないよう、彼が本当に天才なのか、
真性の馬鹿なのか(笑)本作を読んでもわからず。
次はどんなステージで彼の活躍が読めるのでしょうか。



都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

  • 作者: 天祢 涼
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/05/16
  • メディア: 文庫



都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ

都知事探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/09/10
  • メディア: Kindle版



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議員探偵・漆原翔太郎-セシューズ・ハイ [天祢涼]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

イケメン世襲議員・漆原翔太郎が連発する問題発言でネットやマスコミは大盛り上がり。
一方で評判はガタ落ち、次は落選必至!?政界一のマジメ秘書・雲井は人気回復を狙い、
公園取り壊し計画の不可解な謎や官僚の疑惑など選挙区内の五つの事件に漆原と挑むが…。
ミステリファン笑って大満足の連作短編集。

天祢涼さんの著作は初めてです。
今年は初めての方を次々と読んでいく?!かもしれません(苦笑

小説のみならず、2時間ドラマ含め、探偵役を務める職業は数あれど、
政治家というのは私見ではほとんど聞いたこと(見たこと)がありません。

その政治家が説く謎は、いわゆる「日常の謎」
自分の選挙区内でおける有権者からの「陳情」にひたすら耳を貸し、
問題を解決するのが二世議員・漆原翔太郎。
そのワトソン役かつ語り手は被書の雲井。

この翔太郎。政界や世間の評判は上がったり下がったり、
とてもおもしろい政治家です。
そして雲井が言うように、「キレる」のに馬鹿な振りをしているのか、
それとも正真正銘の「馬鹿」なのか、果たしてどちらなのでしょうか?

連作短編集の形を取っており、オススメは「第三話 選挙」
なんとなくバカミスの気もしますが、この一件で翔太郎株も爆上げに(笑

そして物語が急展開を見せ始めるのが「第四話 取材」
この第四話が布石となり、「第五話 辞職」に繋がります。
この最終話にて、実はワトソン役の雲井が翔太郎最大の切り札であるというのも
またおもしろい。
潔く議員辞職する翔太郎の姿は今の政治を皮肉っているとも捉えられますね。

そして次作「都知事探偵」ももうすぐ文庫化のようです!
こちらも楽しみです。


議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

  • 作者: 天祢 涼
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: 文庫



議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

議員探偵・漆原翔太郎 セシューズ・ハイ (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: Kindle版



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