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そして二人だけになった [森博嗣]

読み始める作家さんもいれば、
読まなくなった作家さんもいるわけで。

森博嗣さんはS&Mシリーズ、Vシリーズと
読んできたのですが、いつのまにか読まなくなってました。
ファンの方には申し訳ないです。

で、シリーズを読んでいる時に、
ノンシリーズも読んだりしてました。
これはその内の一冊。

タイトルからわかるように、
クリスティのアレを意識してます。
以下はAmazonさんの紹介ページから。

全長4000メートルの海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊。
その内部に造られた「バルブ」と呼ばれる閉鎖空間に、
科学者、医師、建築家など6名が集まった。
プログラムの異常により、
海水に囲まれて完全な密室と化した「バルブ」内で、
次々と起こる殺人。残された盲目の天才科学者と彼のアシスタントの運命は…。
反転する世界、衝撃の結末。
知的企みに満ちた森ワールド、ここに顕現。

物語は主人公とそのアシスタントの2人称で語られます。
そして<バルブ>に閉じ込められた者たちが
次々と殺されていくわけですが、
ここのトリック、そしてロジックはお見事だったと思います。
2人称という所に何かあるのではと思いはしつつも、
なかなか気付きませんからねえ。
バルブという<雪の山荘>を持ってきた意味、
この物語のメイントリックになるわけですが、
これもなるほどなあと。
だからこそ2人称でなければならなかった訳ですね。

ラストは賛否両論あるかと思いますが、
読んだ当時、どう思ったか記憶が定かでないです(苦笑
完全なるミステリというか、
現在森さんが書かれている作品群(特にミステリ以外)
の先駆け的なものだったのかもしれませんねえ。
ミステリと幻想(言葉が妥当か微妙ですが)の融合というか。



そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫



女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/01
  • メディア: 文庫



迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/05
  • メディア: 文庫



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コメント 6

コースケ

瀬木あおい様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2011-05-23 00:01) 

コースケ

Yuseum様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2011-05-29 22:31) 

コースケ

くらいふ様、nice!ありがとうございますm(_ _)m
by コースケ (2011-05-29 22:32) 

SAOMURA.Hakata

nice!ありがとうございました。
僕もこの本は読みましたが、元ネタのほうは知らずに読んだので、「何だこれ?」って思った記憶があります。
もう一度、読み返してみようかと思いました。(いつになるかわかりませんが。)
by SAOMURA.Hakata (2011-05-30 21:33) 

コースケ

SAOMURA.Hakata様、nice!&コメントありがとうございます。

元ネタ、クリスティの「そして誰もいなくなった」
は読んで絶対損はない作品です。
オススメです!


by コースケ (2011-05-31 11:59) 

コースケ

driven様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2011-06-05 13:51) 

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