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火村英生に捧げる犯罪 [有栖川有栖]

臨床犯罪学者・火村英生&作家アリスが活躍する
短編集。

どの作品も犯人が火村に圧倒されるという印象です(笑
特に表題作「火村英生に捧げる犯罪」はそう。
本当に犯人側はひどい。
作品がひどいのではなく、とてもじゃないが、
捧げる犯罪などではない(苦笑

かつて火村に挑んだ者は多くいましたが、
ここまでマヌケなのはいなかったよなあ。

オススメは「鸚鵡返し」と「あるいは四風荘殺人事件」
前者はオウムを使ったトリックで、犯人がまんまと
そのオウムにしてやられるというまさに「鸚鵡返し」

後者は社会派推理小説の重鎮・里中泰成が遺した
全く作風の違う、つまりは本格ミステリの小説の結末を
推理するという、火村だけでなく、読者に対しての犯人当て小説。
作中作もあり、かなり楽しめました。

この作品集は10頁ほどの短編がいくつも収録
されているのが特色の1つですが、
そのどれもが見事な出来で、それもオススメです。

久しぶりの有栖川さん、堪能させて頂きました。


火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)

火村英生に捧げる犯罪 (文春文庫)

  • 作者: 有栖川 有栖
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: 文庫



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コースケ

もりん様、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2011-07-23 23:38) 

コースケ

帆風琴さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2011-07-28 00:51) 

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