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幻視時代 [西澤保彦]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

撮影時点の四年前に亡くなっていた同級生が写りこんだ古い写真。
これは心霊写真か、それとも…?同じ文芸部から美少女高校生作家として
鮮烈なデビューを飾った彼女の、突然の怪死には、何が隠されていたのか。
二十二年後に集まった部員たちによる怒涛の推理合戦が、いま始まる!

写真に写りこんだ4年前に亡くなった同級生。
彼女は何かを伝えるために、あの世からやってきたのか?!
矢渡利悠人と生浦蔵之介の二人はその写真を視て愕然とする・・・

各章に「幽」と言う文字が入っていたり、
オカルト的な展開をほのめかす「プロローグ」等、
ミステリなのか?と思いがちですが・・・実は、という作品(笑

22年前、18年前、そして現在と時間軸が移動しつつ、物語は
進んでいきます。

ラストの3人による謎解きが見事。仮説に仮説を提示し、
推敲し、反論され・・・と推理に推理を重ねて、
真実に近づこうとしていきます。
この謎解きの過程が実に丁寧かつとても魅力的な展開で、
さすが西澤先生。

ただ写真の少女の正体への仮説はやや弱い気もしますが、
読んで損はしない作品。


幻視時代 (中公文庫)

幻視時代 (中公文庫)

  • 作者: 西澤 保彦
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2014/09/20
  • メディア: 文庫



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コースケ

げいなう様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2014-11-17 21:19) 

コースケ

くらいふ様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2014-11-22 14:31) 

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