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プレゼント [若竹七海]

Amazonさんの紹介ページから。

ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。
トラブルメイカーのフリーター・葉村晶と娘に借りたピンクの子供用自転車で現場に駆けつける小林警部補。
二人が巻き込まれたハードボイルドで悲しい八つの事件とは。
間抜けだが悪気のない隣人たちがひき起こす騒動はいつも危険すぎる。

「さよならの手口」で13年ぶりの復活を果たした葉村晶と、
「御子柴くんの甘味と捜査」で電話口での登場のみの小林警部補。
二人のデビュー作であり、かつその二人が邂逅するエピソードが
描かれる短編集になります。

「さよならの手口」ですっかり葉村晶が好きになってしまい、
これまでの作品を買い漁りました(笑

若竹さんは本当に作風が多彩な作家さんで、
コージーミステリはあまり私には合わなくて、それから疎遠だったのですが、
この葉村晶シリーズは良い。個人的にはイヤミスに近い印象を持ちました。

昨日「依頼人は死んだ」を読了したところで、改めて本書を見ると、
どうしても小林警部補がコメディリリーフ的立場に見えてしまう(苦笑
いや、大活躍というか、まさに名探偵なのに、大変申し訳ありません。

小林警部補モノでは、「殺人耕作」と表題作「プレゼント」がオススメ。
後者は犯人がマヌケな感じ。ノコノコよくまあ出てきたものだと。
前者はコロンボ型かと思いきや・・・(小林警部補ものは「冬物語」などコロンボ型があります。)

葉村晶モノは、もう最初からクライマックスみたいなもんです(笑
「海の底」ではノンフィクション・ライター。この事件のせいなのか、次では
職業が変わります。

「再生」では上記作品で登場した遠藤編集者が再び登場。
ここでライター家業とは完全おさらばと見て良いのでしょう。

最終話「トラブル・メイカー」
小林警部補と葉村晶共演作品ですが、本作が次作「依頼人は死んだ」での
葉村晶の探偵能力と非常に密接、彼女にとっての大きな事件(出来事)
であった事は次作を読むと分かります(苦笑

かなり話はぼかされていて、葉村の家族関係とかはほんの少ししか
説明がないため、実際にどのような関係なのかは推して知るべし、という事なんでしょうか。

小林警部補にも、再び主役を張ってほしいですね。


プレゼント (中公文庫)

プレゼント (中公文庫)

  • 作者: 若竹 七海
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 文庫



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コースケ

31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-07-13 22:32) 

コースケ

makimakiさま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2015-07-13 22:35) 

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