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シャーロック・ホームズ 絹の家 [シャーロック・ホームズ]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

ホームズの下を相談に訪れた美術商の男。アメリカである事件に巻きこれまて以来、
不審な男の影に怯えていると言う。ホームズは、ベイカー街別働隊の少年達に捜査を手伝わせるが、
その中の1人が惨殺死体となって発見される。手がかりは、死体の手首に巻き付けられた絹のリボンと、
捜査のうちに浮上する「絹の家」という言葉…。
ワトスンが残した新たなホームズの活躍と、戦慄の事件の真相とは?

コナン・ドイル財団公認という、まさに「正典」の続編を与えられた作品です。
年老いたワトソンが事件を回顧し、お馴染みのチャリング・クロスにあるコックス銀行に預けられている
原稿という所から、物語は始まります。

ホームズというと、やはり短編がおもしろいと想いますし、
これまで無数に出ているパスティーシュやパロディも大半は短編でした。
しかし、本作は「恐怖の谷」以来の長編作品で、さてどうかなあと思いつつ読み始めました。

本作のホームズは監獄に入ってからはめまぐるしい活躍ですが、
それまでの行動がちょっと残念な印象です。

ある人物から、(警告ではなく)暴いてほしいという意味で送られた「絹のリボン」に
気付くのがちょっと遅かったり、手掛かりが全くなく、直感で動いたり。

新聞広告で大々的に挑戦状を叩き付けるのはさすがだと思いましたが、
その後がいくらなんでも簡単に罠にかかりすぎでは・・・しかも少女を犠牲にしてしまって
ますしね。ここはホームズらしくない。

それと、マイクロフトが「絹の家」を全く知らないというのも、ちょっと不思議ですね。
彼はある意味では政府そのものではなかったか、と。

ところで、事件そのものは「絹の家」は人によっては受け付けない、ホームズものではない、
と思われる方も多いと思います。
ただ最初のカーステアーズが持ち込んだ事件と「絹の家」事件、
双方の関係には驚きました。
ベイカー街別働隊のロスが一体何を見たのか?ここに全ての謎が収斂されているのです。

次作も長編のようですが、ぜひ作者には短編も書いてもらいたいですね。


シャーロック・ホームズ 絹の家 (角川文庫)

シャーロック・ホームズ 絹の家 (角川文庫)

  • 作者: アンソニー・ホロヴィッツ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/10/24
  • メディア: 文庫



シャーロック・ホームズ 絹の家 (角川文庫)

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2015/10/25
  • メディア: Kindle版



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コースケ

31さま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2015-11-20 23:04) 

コースケ

Ujiki.oOさま、nice!ありがとうございます~

by コースケ (2015-11-20 23:05) 

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