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祟り火の一族 [ミステリ]

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて本年一発目は、昨年読了本から。
まずはAmazonさんの紹介ページから。

殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。
包帯男に語り聞かせる怪談に興味をもった
劇団員の明爽子は、刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込んで、捜査に乗り出した。
舞台となった廃鉱山では、連続殺人が起きていたと判明。解き明かされる真実から、
火に祟られた一族の宿命が浮かび上がる―。精緻に組み立てられた謎と、
驚愕の結末に感嘆必至の長編ミステリー。

十三回忌」以来の名探偵海老原浩一が活躍する物語。
一冊抜かしていたのか・・・

本作も帯でかなり煽ってます。
事件がリアルタイムで起こるのではなく、事件の話を聞き、
一気に解決に持ち込む方式です。
4つだけ聞きたいことがあり、それがわかれば解決と言う海老原は
間違いなく名探偵でしょう。天才型です。

相変わらずこれでもかとトリックを放り込んできているなあという印象。
話が三人称でなく、一人称で語られるのは、あるトリックのためでしょうが、
ここは上手いと感じました。実際読んでいて、おかしくね?と思う箇所、
多かったですし。

お伽話のような怪談が全て合理的に解決できるというのは、見事とは
思うのですが、あまりにその怪談(言い伝え)が多すぎて、少し興ざめしました。
ただ「ヒ素」だけで全てが解決するのか、知識がないのでなんとも言えませんが・・・

それから現代版「犬神家」というのも、言い過ぎ。
というか、確かに狩野家自体や使用人である池ノ井家との因縁などは
それに繋がる所もありますが、物語自体はそんな深くなくて、
やはり、やりすぎなまでに謎を詰め込む方に重点を置いていて、
横溝正史的世界には程遠い気がしますねえ。
バカミスなのかとも思いますが、名探偵の海老原浩一が
十三回忌より良くなってきているので、また文庫化したら
おそらく購入すると思います。


祟り火の一族 (双葉文庫)

祟り火の一族 (双葉文庫)

  • 作者: 小島 正樹
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 文庫



祟り火の一族

祟り火の一族

  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2012/10/19
  • メディア: Kindle版



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コースケ

Ujiki.oOさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2016-01-05 23:41) 

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