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いまさら翼といわれても [米澤穂信]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

謎解きを通し〈古典部〉メンバーの新たな一面に出会う、シリーズ第6弾。

「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた
〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、
ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。
千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。
千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、
瑞々しくもビターな全6篇。

久しぶりの<古典部>シリーズ。
短編集ですが、本シリーズとしての転換点が描かれる作品群ではないでしょうか。

奉太郎の省エネ主義がいつからなのか。「やらなくてもいいことなら、やらない。
やらなければいけないことなら手短に」というのはいつから始まったのかが
明かされる『長い休日』
この主義。<古典部>入部してからの奉太郎に果たして当てはまるのかなあ(笑

伊原摩耶花の漫画研究会退部と、その過程、(さらには進路?)を窺わせる
『わたしたちの伝説の一冊』
そして摩耶花の奉太郎への微妙な感情が描かれた『鏡には映らない』

最もミステリ色が濃いのは『箱のなかの欠落』ですが、
これは犯人の目的も意図も不明すぎるのが難点でしょうか。
そこは奉太郎らには確かに関係ないのですが(票が増えた理由を明かすのが目的)
それにしても、不可解すぎるなあと感じました。

表題作『いまさら翼といわれても』は千反田えるの<家>に関わる問題。
本作があるからこそ、次作以降の<古典部>がどうなるのか楽しみです。
千反田家の事情なども次作以降で明かされるのでしょうか。


いまさら翼といわれても (角川文庫)

いまさら翼といわれても (角川文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: 文庫



いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ (角川文庫)

いまさら翼といわれても 「古典部」シリーズ (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: Kindle版



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コメント 3

コースケ

鉄腕原子さま、nice!ありがとうございます~
by コースケ (2019-08-16 20:57) 

コースケ

@ミックさま、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2019-08-16 20:58) 

コースケ

むうぴょんこ様、nice!ありがとうございます!
by コースケ (2019-08-18 23:05) 

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