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新装版 鬼面の研究 [栗本薫]

まずはAmazonさんの紹介ページから。

九州の秘境にある集落を、大手テレビ局のドキュメンタリー番組で取材することになった森カオル。
なぜか伊集院大介は同行を申し出る。鬼の子孫を自称し伝説と因習に生きる住民と、
やらせ体質の強いテレビスタッフが対立するうち次々と犠牲者が。
不可解な連続殺人の謎に伊集院大介が挑む、探偵小説の傑作!

昨年の新本格30周年を記念しての、自分の中での新装版刊行第2弾。
栗本薫さんの作品も初で名探偵伊集院大介シリーズももちろん初。
作品名に惹かれて、そして新たな開拓という意味も込めて購入。

伊集院大介の一貫して飄々とした姿が一番印象的でしたね。
かつて本格と言われた要素をこれまでかと詰め込んだ上に、
「読者への挑戦」まで挟み込む、てんこ盛り状態です。

ただ私が考えるに、この真相は本格=作り物、という批判を
逆手に取ったミステリなのかなとも思いました。
テレビクルーが登場人物なのも、そのためなのでしょう。


新装版 鬼面の研究 (講談社文庫)

新装版 鬼面の研究 (講談社文庫)

  • 作者: 栗本 薫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: 文庫



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